普通に本を読めればいいのだが、
なかなか時間を作ったり、体の疲労で読み進められなかった
「視聴率の正しい使い方」
2ヶ月かけてようやく読破できた。
時間がたっぷりあれば、1日数時間でさっと読めるのだが。
テクノラティプロフィール
この本の著者は元々天下の某視聴率調査会社に勤務していたらしく、
視聴率の調査方法について詳しく書いていた。
また、日本の調査方法と米国を中心とした
海外の調査方法の比較のようなものもあった。
が、読んでて呆れた事が1点。
2007年時点でまだデジタル放送の視聴率を測っていないらしい。
(今でもそうなのかはわからない)
ってか、デジタル放送の視聴率調査を開始したなんてニュース・・・
見たこと無いような。
視聴率視聴率と騒いでいても、視聴率調査も
デジタル放送完全移行させなければ意味が無い。
あんなの、今じゃ参考にならないんじゃないかと。
地デジ普及しちゃったらね。
あちらの国では、テレビ視聴率だけでなく
録画視聴率もカウントしていたり、デジタル放送の視聴率実験や
放送番組がyoutubeなどで公開されているものの視聴率まで
測ろうとしているとか。
ただ、こういった測定だらけで視聴率欲しさに必死になってしまった
日本のようにならないことを祈りたい。
日本も視聴率を忘れて、良質なテレビ番組でも作ったらどうだろうか。
度の過ぎたテロップが無い番組とか。
ま、この本は調査会社の中の人視点なので、視聴率についてがメインだった。
今度は現場目線のやつがあれば読んでみたい。