フコイダン day2-4 BS新局開局|テレビ・ラジオな話|ノフログ ~noof's weblog~ 忍者ブログ

日本の「バカ」が濃くなっていませんか?

day2-4 BS新局開局

2007年もあと1ヵ月。
早いんだか遅いんだかもうわからん。
と毎年のように聞こえてきそうな時期になった。

そんな今日12月1日のデジタル放送の日に、
これまで散々書いてきた、スターチャンネルのハイビジョン化と
BS11、Twellvが新規開局となった。

いや、BS11は以前のBS999メガポート放送を含めて考えれば、
開局7周年を迎え、データ放送局からテレビ放送局へ脱皮した
とも言えるだろう。

さて、今日の流れ的なものでも書いていくとしよう。
最初はスターチャンネルから。


(C)スターチャンネル
まず、これまで放送を行なってきたスターチャンネルHV(CS)が
昨日の23:50で閉局。約2分間放送終了の告知が流れていた。
そのあと、黒画面&チューナーの表示に。

一方、BSのスターチャンネルはCS終了約1~2時間後に終わった。
ただ、こちらの告知画面もSDボケボケのSD素材だった。

といいつつ、この告知のフォントってキヤノンの角ゴCaじゃね?


(C)スターチャンネル
そのあとスターチャンネルは、HDカラーバーを送出。
03:00過ぎからは、スターチャンネルHVの映画開始前に流れるIDを何本か流し、
フィラー素材を放送。数分おきにスクランブル放送の信号も送出。
途中でフィラーの音声とオープニングIDの
音声がミックスされたまま送出されるトラブルも。
ついでに言えば、グリッド線出しっぱなし&編集設備関連のサイドパネル
というのも、なんとも試験放送仕様だわさ。

ってか、スターチャンネルの現行ロゴになってからのオープニングムービーは
初めて見たわ。以前の手書き風の星マークだった頃のオープニングムービーは
電気屋で見た記憶がある。

なお、スターチャンネルのIDの最後には、
他の新規開局2局同様に、試験電波発射中のアナウンスが入った。

放送再開は07:00だったが、その瞬間は見れなかった。
今日と明日はBSのHD化記念という事で、7年前の開局時と同様に
無料放送を実施。CSとかだと出ていないであろう?ウォーターマークが、
作品放送中常時右上に出しっぱなし。試験放送だけでウォーターマークを
出すとこもあるんだが、やっぱり時代の流れなのだろうか。
それとも、無料放送だからあえてウォーターマークを出してるのではないかと。
よくわからない。何せ、スカパーを入れた当初からスターチャンネルは
契約していないもので。


お次は、新規開局組(完全な新規局と放送形態変更局)の様子でも。


(C)ワールド・ハイビジョン・チャンネル
まず、化けの皮をはがすと、事実上スカパーの宣伝&QVCHDchな
Twellvは、00:00からカラーバーを送出、ウォーターマークも予告どおり
小さくなっていた。

そのあと朝になってから、デジタル放送開始直前ではおなじみの
静止画
が流れた。しかしよく見ると、
画面右上のウォーターマークが元通りw
あくまでも開始告知だからという事だろう。

一方、データ放送局からの脱皮をしたBS11。
04:00から試験電波を発射した。しかし、その試験電波は我々の目を疑うようなものだった。

(C)日本BS放送
テロップ無し、ウォーターマークなしで、延々植物のアップ映像。
流石は、11月20日に公開リハーサルをやった放送局だわさw
突然、データ放送の試験や番組のカメリハをやるんだもんなぁ。

そのあと08:00からは、「HUMAN COUNTDOWN」と題した番組が。
中身は、テレビ放送開始へのカウントダウン番組だが、
よくありがちな、カウントダウンタイマーを11:00まで画面いっぱいに流すのではなかった。

(C)日本BS放送
確かに“人”がカウントダウンしてますなw
このカウントダウンでは、08:00から2時間は主にBS11の開局記念パーティー会場から。
あとの1時間は、BS11社内を中心に流れた。
画像下が、パレスサイドビルのBS11ニュースサブ。
真ん中は、日本BS放送・山科社長と社員のみなさん。
で、画像上はカウントダウンでただ一人の
芸能人だったセイン・カミュさん。

他にも、番組タイトルCG制作現場やらホテル関係者、
ニューススタジオなど、ありとあらゆる場所で撮影し。
最後の最後は社長室だった。


カウントダウンの瞬間は、2画面で視聴していた。
Twellvは、11:00まで静止画のまま。
BSデジタル放送開始時の多くの局と変わらない。
BS11は、開局記念特番の会場である、
開通前の首都高速道路の山手トンネルでの中継準備風景を
流してカウントダウン。


11:00、めでたく開局。
Twellvは2分近くの開局告知映像を放送。
放送される番組映像や、外国人に言わせたキャッチフレーズやらをながして、
通常の番組に突入。番組開始前には、提供クレジットがチャンネルロゴのCGを
バックに流していた。
どうやら、Twellvの提供クレジットはMSゴシックの模様。

一方の、BS11。

(C)日本BS放送

ユーミンの旦那と片瀬那奈さんが司会の「未来へのトンネル and you」で
事実上の開局7周年&HD放送開始となった。

特番には、西川のりおさんをはじめ、帯番組担当者やBS11のアナウンサーも登場。
また首都高速の会長やらローゼン麻生やら日産のデザイナーやら、
幅広いジャンルのゲストが登場。

あわせて、11月20日の公開リハーサルと称したたった数十分だけの
サービス放送で公開したデータ放送も、本運用を開始した。
前身がデータ放送専門局だった事もあってか、データコンテンツも充実。
中には全国の交通情報が見れるコンテンツも。

流石は、元データ放送局。
しかし、若干問題点が・・・。

(C)日本BS放送

この開局特番のスポンサーは日産。
で、なおかつ記念すべき最初のCMも日産だったが、
この提供テロップは、なんというtvkですか?
やっちゃったよ、BS11www

BSデジタル局の“提供”で使われているフォントは、
BS日テレ・BSジャパンが平成角ゴシックW5、
BS朝日がTBゴシック、BS-iが石井ゴシック。
BSフジは、多くの番組で提供の文字を挿入しないが、
提供の文字が入る場合は、JTCウインS。
と、マスター送出のテロップでラムダとは無縁だった。
ただし、NHKやBSフジの速報テロップをなどを含めると別。

特にBS朝日はラムダのテロッパーだが、見事にフォントを変えている。
いやはや、ビックカメラ自重できない提供テロップだけで済むと思ったら
全然違った模様。

まさに、BSデジタル放送の独立U局や!

BSジャパンみたいに気が変わったら提供の文字サイズを変えるように、
BS11もマスター送出テロップのフォントを変えないかなぁ。
ちなみに、アニメ特撮枠の警告スーパーは画面下、ラムダマール体。
また、BS11のマスター送出テロップは提供を含め、
報道ステーションのテロップみたいな影が付く模様。

マスター出し関連で言えば、昨日の試験放送から、
何故かウォーターマークを大き目の赤いものに変えてしまった。
あまり透過していないため、かなり目立つ。
ウチのテレビは今は液晶だが、ブラウン管テレビで視聴すると
確実にフレームアウトしそうな感じもした。
11月29日までは、白の透過したロゴだった。
しかし、開局直前で色をつけてくるとは・・・。

このまま行ってしまうかと思いきや、視聴者からの苦情が殺到したのか、
試験放送のときの大きさと透過レベルに戻した。
色は赤のまま。

さらに、開局記念特番では、トンネルからの中継であったため、
スペシャルライブとやらでエコーがかなり発生していた。
いつぞやの紅白でやった中島みゆきみたいに、程よい音響ではない。

とまあ、BS11は本当に大丈夫なのだろうか。


本日開局組の放送局について、BS11中心で長々と書いてきたが
これからどうなっていくのだろうか。

それは誰にもわからない。
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