そのアニメ版は、スカパーやCATVのカートゥーンネットワークで視聴できる。
アニメ版でも、ビーンを演じているローワン・アトキンソンが声をやっている。
といっても、まともなセリフはあまりないがw
さらに、この作品ではローワン氏の動きをモーションキャプチャし
2Dのアニメ化。ついでにビーンの愛車ミニやお馴染の自動三輪車などは
3Dで作って、トゥーンレンダリング処理(要するに3DCGをアニメっぽく仕上げる事)してるんじゃないかと。
それらの作品も、なかなかなおもしろさがある。
セリフで笑わせるのではなく、体を張ったローワン氏の動きが笑わせてくれる。
この点は万国共通に出来る点だろう。
一部、そこではないと通じないネタもあるが。
と、だらだらと前置きを書いたが、テレビ版の最新作がちゃっかりようつべにあったので
見てみた。
テレビ版は12年ぶりらしいが、時代の変化だろうか。
アスペクト比はやっぱり16:9。(アニメ版も16:9制作)
だが、根本的なところは変わっていない様子。
今回は結婚式が舞台だが、ビーンは親族席にちゃっかり座っていたり、
相変わらずの迷惑な行動ばかり。
中身は本編を見ていただくとして、
本編中には画面左上に、ホームページアドレスやら、何かの番号のテロップが
表示されている。
どうやらこの作品は、BBCの2年に1度のチャリティ番組「Comic Relief」で放送されたものらしい。
日本で言うところの24時間テレビや、
ラジオ・チャリティ・ミュージックソンなどのような番組だろう。
ただし、日本みたいに24時間とか27時間とかやるのではなく、
10時間ぐらいの番組のよう。
http://en.wikipedia.org/wiki/Red_Nose_Day_2007↑Wikipedia英語版
番組は、このビーンなどのコメディを中心とした番組だが、
コメディの合間に、真面目なドキュメント映像が挿入されているとか。
以前、香取慎吾が24時間テレビのパーソナリティをやったときの
スマステで、この番組だったかが取り上げられていたが、
合計金額発表が妙に
派手な感じだったような・・・。
マルチモニタにCGで合計金額の発表。
24時間テレビだったら、テーマ曲斉唱時に電光掲示板で金額表示するだけと言うあっけないもの。
去年は武道館の電光掲示板にで表示されると言う、
BBCと比べ物にならないものだったかと。
どうせなら、合唱団の後ろのLEDモニタにでも出したらどうかと。
折角オーケストラが生演奏してるから、ドラムロールつきで・・・。
Comic Reliefはお涙頂戴的な番組でもなさそう。
挿入されるドキュメンタリーもBBCお得意のものだろう。
ちなみに、「Comic Relief」は「Red Nose Day」とやらの一環で放送されているらしい。
これは国内や海外の貧困のためのチャリティらしい。
ここのところは今の24時間テレビとは大違い。
以前は24時間テレビも福祉がメインテーマとちゃんとした目的があったんだが、
今は福祉以外にも世界のためやら緊急災害やら何したいのかさっぱり。
もう少し、明確なテーマや募金の使用目的などはっきりさせるべきではないだろうか。
今の24時間テレビなんかは、大鍋に適当に具材をぶちこめば何とかなるだろう的な
感じがするんだがね。
そんなお涙頂戴番組、24時間テレビは来週放送。
今年からさらに、「勇気のカタチ」とかいうテーマ曲が、
「サライ」のコンビでつくられた。
24時間テレビと言えば、決まって終盤に流れる曲の多くが
一体いつになったら終わるのかわからない生演奏。
音楽が尻切れトンボにならなかったのが、1996年と1999年。
2005年は「サライ」は最後まで流れたが、そのあとに流れた
「世界に一つだけの花」が見事に延々ループ編曲で尻切れトンボ。
エンディングは、またもサビが延々ループで
尻切れトンボになってしまうってことはないだろうかね?
今年も担当しているかどうかわからない、
編曲担当の永作さん、しかたさん、それにたかしまさん。
あの繰り返しすぎる編曲は何とかならないのでしょうか。
とまあ、脱線に脱線を重ねたが、ビーンはおもろい。
そして、大英帝国のチャリティ番組は、日本のテレビ局のチャリティ番組より
よっぽどいい。
そういう結論に至りました(をい