7月から放送されている、BS-TBSの東西魔法少女アニメ。
東京・多摩市周辺が舞台の「まちカドまぞく」
滋賀県の琵琶湖周辺が舞台の「グランベルム」
何だかんだで見てしまっている。
前者は、まんがタイムきららキャラットで連載中の4コマまんがが原作。
主人公の吉田優子は、魔族として目覚めたものの
あまりにも貧弱。
もう一人の主人公の千代田桃は、魔法少女として世界を救い、
現在も筋トレやらランニングは欠かさないが、
魔法少女は事実上やってないようなご様子。
という二人を軸に進行していく物語ではある。
アニメ版の特徴としては、擬音やら効果音は、基本そのキャラクターを担当する声優さんが
発するという変わった点があり、マンガ的描写もそのまま使われている。
音の立体感があるのも特徴的で、音響監督がガールズ&パンツァーの岩浪美和さんが
担当している。
こちらは原作があるので、ある程度展開も読めるが、
映像化することによってどのような化学反応があるのかが楽しみな作品。
一方、第1話で琵琶湖が主人公が操るホワイトリリーによって
盛大に破壊された「グランベルム」
これを書いている時点で第4話が放送されたが、
相変わらず謎は解決したようで解決していなかった。
ここまでで判明しているのは、
参加者大まかな目的やら、
一部を除いたご家族の物語。
新月とアンナとの衝突のきっかけ。
寧々姉の成長ストップの件、
土御門家のお姉さんが呪われているお話などが4話まで判明。
しかし、肝心の主人公である小日向家はどうなってんだ?
という疑問が出てくる。
未だに本来参加資格が全く無いはずの主人公満月の幼少期などが
描かれていない。
その違和感も然ることながら、
妙なシーンがいくつかあった。
ちょいとTwitterで書いていたが、
携帯や時計などのカレンダーの日付と実際の進行状況が噛み合わない。
ストーリー的には、徐々に進展しているようだが、
何かが変だった。
まず、第2話戦いが終わって翌朝、新月の家で満月が目を覚ましたシーン。
4月25日水曜日とあるが、これは今年の日付ではない。
最近だと2018年の日付。つまり、このアニメが作られている途中の日付を用いて
2018年のお話として進行している・・・と思われた。
翌週放送の第3話5月18日土曜日。
この日にまたグランベルムが開催された。
これは2019年。つまり放送されている今年の日付となっている。
2018年のお話だと思ったら、2019年に一気に飛んでしまった。
作中のセリフでもグランベルムが始まって1年以上経過したなんてセリフがあった。
そして、前回放送の第4話5月14日火曜日。
前回の放送から今回の放送で開かれたグランベルムの後のシーンの
お話を描いていたのだが、日付が何故か戻っていた。
ご覧になっていない方に説明すると、このスマホの画面は、
回想シーンでのスマホではない。
2度目のグランベルムの後、満月と新月、九音の3人がチームを組もうとしているところを、
寧々姉が盗み聴きしていたというシーンがあった。
その後に小日向さんの家から帰ろうとしているシーンでのスマホの様子だ。
本来、ここに表示される日付は5月19日日曜日以降の日付であれば
時間が進んだ様子が描かれるのだが、
ここまでのグランベルムの日付のシーンは不自然すぎる。
何故だろう?
まず3話の段階で考えられたのが、制作上のミス。
一応、4月、5月と進めていたが、うっかり曜日やら年代などを確認せずに
間違えたまま放置してしまい、
そのまま納品されてしまった。
・・・なんてことを考えてみた。
こんな凡ミスはあるのだろうか?
制作がギリギリであれば、この日付のミスは起きてしまうのだろうなんて思ったのだが、
この番組の制作は、放送前に完了している。
確認の時間などもあるはずだ。
アニメ雑誌での監督やプロデューサーへのインタビューを見ると、
最終的に完成したのが今年の5月だという。
先行上映会でも、制作はすべて完了しているという話があったそうだ。
そうなると、凡ミスなんてありえるのだろうか?
とすると、他に考えられるのが、意図的に日付を変えている。
意図的に日付を変えて、何かがあるということを演出しようとしている。
意図的に変えているのであれば、
この物語は時間が相当弄られているとも考えられる。
では、なぜ、時間が弄られてしまうのか?
2話で、
「本来存在しないことすらあったことにしてしまう」
というような新月のセリフがあった。
となると、誰かが魔術を使って日付操作を行っているかもしれない。
そんな第4話まででも、相当な問題?を抱えまくっている
「グランベルム」
この記事を書いているところまでも、
基本的に出演者は多くは語らず、
一部の関係者ぐらいしか、裏話などや設定などが出てこない。
どうやって、大量のフラグを回収するのだろう?
その答えと思われるものが、
今週水曜日生配信予定のニコ生とPeriscope。
ここでもしかしたら、出演者がこれまで固く閉ざしていた口を
開くのかもしれない。
どこまで語られるか見ものだ。
そして、全ての正解は・・・2ヶ月後!