TBS系の土曜朝のアニメ枠が7月から情報番組へと戻る。
この改変に伴い、シンカリオンが終了した。
シンカリオンは、勇者シリーズでもお馴染みの
タカラトミーのプラレールの変形ロボとして、
発売され、その後人気を博していった。
あわせて、シンカリオンをイメージしたCGアニメも
Youtubeで公開されていた。
2018年の正月から、JNN28局ネットで放送がスタート。
物語は、ネットで公開されたCGアニメをベースに、
アニメ独自展開のストーリーが肉付けされた。
スポンサーであるタカラトミーのツイッターアカウント(中の人は山形県出身らしい)の
番組と連動したツイートなども色々と話題を呼んだ。
番組のストーリーも、家族との絆や仲間との絆を丁寧に描いていたが、
その内容が、エヴァンゲリオンのような雰囲気であっても、
ファミリー向けアニメということもあって、「明るいエヴァ」などとも称された。
だからなのか、エヴァンゲリオンの本家の全面協力もと、
エヴァとのコラボをやってしまった。
当初は、昨年いっぱいの放送だったのが、好評につき、
放送期間を延長させた。ただし、昨年冬の段階では
いつまで放送するかは未定だった。
ところが、5月末から6月頭にかけて、TBSが土曜朝に
情報番組を復活させるという情報が流れ、番組の行方が
注目されていたが、アニメ枠は終了。
シンカリオンは1年半で終了となった。
土曜日の朝にこれだけ注目されるようになったのは、
前述のように、エヴァとのコラボだけではなく、
メインキャラクターのひとりとして、初音ミクとコラボした
発音ミクというキャラを登場させてみたり、
それ以外にも、本編中でのJRグループ各社の過去のCMパロディを
堂々とやってしまった。
各種作品などとのコラボの場合、
発音ミクの声を演じた方は、本家と同じ藤田咲さんを起用。
開発元である、クリプトン・フューチャー・メディアの全面協力の下
わざわざ、初音ミクっぽいエフェクトを掛けて登場させた。
エヴァとのコラボも、当然本編に登場したキャラクターは
本家の皆さん総出演。この回に参加できなかった方も、
別の回でナレーターなどとして出演していた。
CMパロディについては、ネット配信版では音楽差し替えとなったが、
放送されたバージョンでは、当時使用していたCMの楽曲が
そのまま使われるというなんとも粋なことまでやってのけた。
(登場キャラクターは本編中のキャラが扮している)
どっかの記事では、CMパロディはシーン単位で徹底的に
シンクロさせていたとか何とか。
これもCM担当者の全面協力があったとか。
このように、パロディやコラボなどに関しては、
元ネタである本家の方々の全面協力によって制作されていた。
一体、このアニメの担当の方は、元となったところに
頭を下げ続けたのだろうか?
こうしたこだわりなどのおかげで、人気が子供だけでなく、
大人まで影響が出てしまったのだろう?
私もこの1年半は、習慣的に6時ぐらいに目が覚め、
7時には6chに合わせていた。
当然、これは外出先にいる時も同様だった。
当初は、久々の全日帯のロボットアニメで、
新幹線が変形するところが気になって、観ていたが、
段々とキャラクターに注目が行くようになって、
なんだかんだで最後まで完走してしまった。
特に、山形新幹線の運転士のキャラクターとして登場した
月山シノブ(つきやま しのぶ)きゅん、あれはよいものだった。
地元出身のキャラクターが1人いるだけでも、感情移入の仕方が
なんだか変わってきた。
もちろん、シンカリオン関連のおもちゃも買っていた。
カフボックス・・・シンカギアやシンカリオンの変形ロボも
何故か買ってしまっていた。
と、このシンカリオンは、ここ最近すこしアニメから離れていた自分が
アニメを見るきっかけとなり、さらに言えば、
初めてプラレールを買うきっかけを作ってくれた番組だったように思える。
改めて、番組の出演者の皆様、そして関係者の皆様、1年半おつかれさまでした。
年末の劇場版、楽しみにしています。
ちなみに、同時に終了となった6:30のMBS制作のアニメ枠は
金曜深夜にスーパーアニメイズムとしてお引越し・・・というか、放送時間をかなり繰り上げている。
シンカリオンの放送枠はこれで消えてしまうが、
7月スタートのアニメ。しかもそのアニメ枠の次の枠。
なにやらロボットアニメが編成されているようなのだが。