生のクラシック音楽をGWに堪能。
やはり、例年大晦日から元日にかけてのジルベスターコンサートを生で
鑑賞していなかったのが響いたのだろうか。
十分に楽しいものだった。
一方で、ここ最近はテレビよりもラジオにシフト。
最近になり、長年使っていたサブウーファー一体アンプの調子も悪化していたので、
ドルビーアトモスに対応した、ONKYOのアンプとスピーカーへと買い替え。
音の明瞭感がアップした。
が、それだけではなにか物足りない。
Amazonプライム会員向けの音楽サービスでも、
それなりに楽しめるが、何かが違う。
やっぱり、配信ではなく「放送」で聴いたほうがしっくり来るのだろうか?
以前なら、BSデジタルラジオで多数のチャンネルが放送されていたが、
現在は放送大学ラジオだけ。他にデジタルラジオを・・・となれば、i-dioというスマホ向けのサービスがあるが、こちらではハイレグ・・・ハイグレ、でなくて、ハイレゾ放送はやっていない。
そう、音の良い放送が聞きたい。
たまに見かけたり、FM山形の放送で耳にしていたのが、
ミュージックバード。
確か、受信機は楽曲表示機能がついていて、
それでなんか高音質の放送をやってるんだよな?という認識の放送だが・・・
なにを思ったのか、レンタルコースを契約してしまった。
このコースでは、月額の聴取料に加えて、
レンタル代を払うことで、チューナーとアンテナが毎月レンタルで利用できるというもの。
だが、チューナーの画面は、7セグメントが5つ。
楽曲表示機能は今は別売りとなってしまっていた。
アンテナレベルの調整などは非常にわかりにくかった。
他にもタイマー機能などもあるらしいが、
この少ないデジタル表示では、何が何だか分からない。
時計表示もついているものの「10:00」といった表示ではなく「10_00」と
なんだか、何か機械調整中のような雰囲気の表示だった。
ここは、例の楽曲表示機能を再び内蔵させて、
各種調整がしやすい仕様のチューナーか、スマホで連動させて
チューナーの現在情報を表示させるようなアプリとかがあれば・・・と思った。
肝心の聴取方法は、各種セッティングが終わったあと、
カスタマーセンターへ連絡。
そのカスタマーセンターも、働き方改革の影響なのだろうか?
平日のみの営業。スカパーなどは土日も営業しているが、
本来はこれが正しいのかもしれない。
ICカード番号を伝えて、有料放送のチャンネルに合わせると、
数分でスクランブルは解除された。
そこから流れてくる音は、非常に高音質だった。
いまなら、AACとかいろいろあるが、そのコーデックは使っていない。
だが、なぜか音がクリアに感じた。
よくあるお店の店内放送よりも良いような感じがした。
そのクリアな音で聞けたのは100ch台だけ。
200ch台以降は、ザ・有線放送!と言わんばかりの
音質だった。
この音の落差は一体何なのだろうか?
ホームページではここ2~3年で放送設備更新などとあったが、
なにかあるのだろう。
契約してからほとんど流しているのが、
111chのGAIA VOICEというチャンネル。
自然の音と癒し系の音楽をミックスさせているチャンネルで、
セント・ギガのようなチャンネル。というか、もともとセント・ギガに関わっていた方が
チャンネルの運営に携わっているらしい。
波の音、せせらぎ、それと、心地よい音楽。
これのミックスを高音質で楽しめるというもの。
セント・ギガの開局時は、これを24時間タイムテーブルではなくタイドテーブルという
潮位の変化で編成していたらしいが。このチャンネルはおそらくその概念はないだろう。
ただ、セント・ギガのような雰囲気のチャンネルは聞いてみたかったので
念願叶ったとでも言うのだろうか。
他にも、THE AUDIOというチャンネルは、
オーディオファンのための指南書的なチャンネル。
機材などによって、同じ楽曲がどのように変化するのかといったものなど、
かなり濃い内容の番組が多い。
と、このミュージックバードは、
いい音で心地よく音楽を楽しむサービスなのかもしれない。
ただ、デジタル放送のテレビサービスやradikoなどになれた人からすると
なにかが足りない。
チューナーから直接閲覧できる番組表。
地デジ化によって番組表サービスや
現在放送中の番組の情報を知ることができるようになった。
しかし、こちらは別売りの端末を購入しないと、現在放送中の楽曲は
表示できない。
それをフォローするために、ホームページで現在放送中の楽曲検索機能はついているが、
今だったら、楽曲情報をスマホやらタブレットで閲覧できるアプリのほうが・・・
と思ってしまった。
あとは、予約録音機能。
地デジなどのデジタル放送では、レコーダーやテレビなどは
EPG上からすべて予約録画が完結してしまう。
しかし、こちらはチューナー単体では予約録音はできず、
なにか専用の機械とハイレゾの録音ができるレコーダーなどがないと
予約録音ができないという、少々面倒な物となっている。
ここも少し、改善できることを願っている。
それ以外なら、非常に満足だ。
音楽をゆっくりと楽しむのであれば、
これもこれでありだろう。