著作権フリー音源であれば、
著作権・原盤権等の権利などの許諾を取る際の
面倒な手続きが軽減される。
最近、山下達郎さんのライブ開演前BGMとして使われていた
ドゥーワップナゲッツの楽曲群がついにCD化された。
という話が、サンデーソングブックであった。
レコード会社の方が気に入って、CD化したいなんて話があったらしいが、
かなり古い音源、当時の音楽著作権やら原盤権が色々と不明な点が多々あり、
許諾を取るのにも膨大な時間がかかってしまった。
なんていう話をされていた。
10年近い時間を掛けて、ようやっとCD化、そして発売に至ったという。
もちろん、マスターなどないため、達郎さんがデジタル・リマスタリングを行った
音源をCD化している。
これを例にすると、権利関係の許諾は非常に手続きが面倒、
ましてやすぐに音楽を使いたいとなると、使えない。
そんな時にあるのが、著作権フリーの音源。
契約などをしてしまえば、放送やブルーレイ化などの際に、
自由に使えるらしい。
老舗とも言えるのが、
NASHミュージックライブラリーと
C MUSICどちらも楽曲数が豊富にあるが、
なぜ、この2つの著作権フリー音源の会社をとりあげたのか?
テレビやラジオでこの2つの著作権フリー音源制作会社の曲がよく使われているから。
最近のさくらんぼテレビ、仙台放送などのニュースのオープニング曲には、
NASHミュージックライブラリーの楽曲が使われている。
キー局の番組でもBGMにそこの曲が使われていた。
一方のC MUSIC。以前はローランドが運営していたが、
近年変わったらしい。
そこの音源は、どうも大分放送の放送開始のBGMに使われていたり、
長崎国際テレビの放送開始でも使われていた。
過去にも、私のツイートでそこら辺の話を
しているので参照していただきたいが・・・。
未だに引っかかっている音楽が1曲ある。
90年代後半、フジテレビ系列の多くの局で使用していた
ニュース番組のオープニング。
宇宙空間で隕石が爆発。ソーラーパネルのようなタイルの上に
番組のロゴが出てくる・・・なんてCG。
一部では、「隕石爆発」なんて名称で親しまれている模様。
1997年同時開局のさくらんぼテレビと高知さんさんテレビだけではなく、
東北では福島テレビと岩手めんこいテレビも使っていた
スポットニュース枠のタイトルCG。
どこの会社がCGを制作した・・・なんて話は聞かないが、
引っかかっているのはこのタイトルで使われていた音楽。
今まではオリジナル音源では?なんて考えもあったが、
それは見事に覆された。
あるヤクザ映画のオープニングCGで何故か使われていたり、
ドラゴンボールのカードダスのCM、
さらには、メキシコかチリか、
海外でも同じ曲が使われていた。
となると、フジ系のオリジナル曲だという話はなくなり、
著作権フリーの何らかの音源を使っているということとなるが、
全くもって手がかりがない。
果たして、あの曲ってなんだったんだろう?
もし、ご存知の方がいらっしゃいましたら、
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