この中に入っている、TOHOシネマズ日劇。
日本劇場として誕生してから85年。
長い間この地で、映画や舞台などの興行が行われてきたが、
いよいよ来月を持って、幕を下ろし、
事実上日比谷のシネコンに移転するという。
日劇といえば、よくワイドショーで完成記念の上映会やら
舞台挨拶などで登場していた劇場。
もう二度とこの劇場に行くことが出来ないのなら、
今のうちに見ておこうと思い、
見に行った。
まあ、なんというか、この劇場、
バブル期の建築物である。
内装も豪華。
カジュアルな格好ではなく、きっちりとスーツを着て行くようなところのように思えた。
劇場という非日常の特別な空間。
まさにそれだった。
鑑賞した映画も、非現実的なお話の
「DESTINY 鎌倉ものがたり」
全く予備知識無しで鑑賞。
どことなく、和風のハリーポッター?というような感じの
シーンもチラホラ有った。
その監督が、「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督。
そして、日テレ製作の作品。
冒頭には日テレのロゴが流れたが・・・
0テレムービー?
いずれ、金曜ロードSHOW!あたりで放送されるでしょう。
とまあ、この貴重な大劇場。
今回は600人程入る劇場で見たが、
上層階には1000人近くのお客さんが入る劇場もあった。
最近は、こうした大人数が入る劇場も
少なくなってしまった。
これらの劇場は、今後、ホールやプラネタリウムに改装される予定。
劇場という非日常空間、
これから先、どのような非日常が待っているのだろうか?