フコイダン ニアミス|アニメな話|ノフログ ~noof's weblog~ 忍者ブログ

日本の「バカ」が濃くなっていませんか?

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ニアミス

色々と考えると頭がパンクしてしまう。
そうならないために、何を思ったのか新潟へ向かった。

ちょうど開催されていた、
「蒼樹うめ展」を見に行くために。






今回は久しぶりに上野から新幹線に乗る。
久しぶりに2階建て新幹線のMaxにも乗った。
私にとって、初の東北新幹線乗車が
確か、Maxやまびこだった。

専門学校の見学のために、東京へ行く際、
つばさの指定席が取れなかったからかどうか忘れたが、
代わりに福島でMaxやまびこに乗って行くという感じだったかな?
それか、2階建て新幹線に乗りたかったからだったか。

現在、2階建て新幹線は上越新幹線でしか乗れない。
高い位置からの光景はまたいいものだが、
今回、初めて上越新幹線に乗車した、
大宮から別方向へと向かっていき、日本海側へ行くのも
なんだか新鮮だった。

終点の新潟まで向かう。


新潟駅は完全高架駅化をするという話を、
Twitterのタイムラインの写真などで情報を得ていた。
新幹線のホームと在来線のホームを同じ位置にしてしまい、
乗り換えをしやすくするという。
高架駅のホームもだいぶ進んでいるが、
駅までの高架もあちこちで工事が進められている。
他にも、高架化と合わせて、
あちこちで道路工事も進んでいた。

駅に到着したあと、すぐにホテルに荷物を置き、
「蒼樹うめ展」の会場へバスに乗る。
新潟交通もSuicaが使えたのには驚いた。


新潟で開催されている「蒼樹うめ展」

これまで、東京・大阪で開催されていたが、
今回はこれまでよりも開催期間が非常に長い。
東京・大阪では、一週間ほどの開催だったが、
新潟では、2ヶ月と長期にわたって開催されている。

新潟での展示は、会場の関係上なのか、
1ヶ月で展示内容を変えるという。
今回行った時は、「ひだまりスケッチ」を中心にした展示をしていたが、
今月末からは「魔法少女まどか☆マギカ」を中心にした展示となるらしい。
どうも、東京・大阪での第1章と第2章が
前半戦となる。残りが後半戦といった具合。

だが、実は当日昼に、蒼樹うめ先生が
新潟のあの会場に来ていたという。
なにやら、サイン会があったらしい。
私は、つくばの通院が終わってから、
夕方に新潟到着となった。
もしかしたら、ニアミスだった?
あるいは、どこかですれ違っていた可能性もある。

この展示会では、うめ先生と、「ひだまりスケッチ」でゆのを演じた
阿澄佳奈さん、「まどか☆マギカ」でまどかを演じた悠木碧さんによる
音声ガイドが実施されていた。
もちろん、前半戦と後半戦と分かれている。

前半戦のひだまりスケッチ編・・・とでも言うべきかどうかは分からないが、
こちらでは、子供の頃のうめてんてーの作品が展示されている。

そこから、現在の作品に至るまで、
解説を聞きながら、展示物のうめてんてー自ら書いた文字による解説を
見ているだけでも、「蒼樹うめの世界」あるいは
「ひだまりスケッチ」の世界観を知ることができた。

この展示会で珍しいのは、
写真撮影可の展示がある点。

ひだまりスケッチに登場するひだまり荘の
ゆのの部屋を再現した展示。

アニメでは実写で登場した、シチズンの目覚まし時計も
もちろん展示。

もっと衝撃的なのが、ゆのっちの等身大の展示。
蒼樹うめ先生や悠木碧さんの身長に近い144cm
私の身長は161cmなのだが、等身大パネルと比較すると、
ゆのっちは小さかった。
ゆのっちのパネルを見ていて、漫画を描かれている方に、
アニメで声で命を吹き込んでいる方と比べれば、
私なんてちっぽけなものだと感じてしまった。
ただし、ゆのっちの声をされている阿澄さんは、
前述の方々よりも身長が高いんだっけ?


この展示会では、他にも貴重な資料が展示されていた。
ひだまりスケッチを描くに当たっての、
設定資料、作品作りのためのメモ、ノートなどといったものも。
内容を見ていけば、クリエイターとしての蒼樹うめ先生が
どうやって作品を作り上げていくのか、
そういったところを見ていても、
作品の背景が見えてきた。
制作現場も映像という形で展示している。

舞台裏というものには私は興味があるが、
漫画、イラストがどのように仕上がっていくのか、
そして、どのようなテクニックを使っているのか、
こういったところにも作品作りのヒントが隠されているかもしれない。

今回は前期の展示だが、
後期を見に行ける保証はない。
グッズコーナーでは、今回の展示の解説書とも言うべき、
図録が販売されていた。
東京・大阪でも販売されていたものらしいが、
今回の新潟の場合は、ある意味今回が初めてという人には、
後期のネタバレにもなってしまう。
万が一見に行けなくなるとしても、
どういった作品を描いてきたのかを知ることができる。

あの展示会は、多くの貴重な資料とともに、
濃厚な時間が会場内に流れている。
いや、私には濃すぎたかもしれないが、
ひだまりスケッチでのゆのっち達の苦悩とやらと
うめてんてーの作品作りがリンクしていることも
知ることができた。

やっぱり、こうなってくると、
後期も見に行きたくなってしまった。


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