今年最初かも知れないアンケートでした。
皆様、ご協力ありがとうございました。
東日本大震災から6年が過ぎました。
あの日、あの晩、停電の夜は
手回し充電のラジオから情報を得ていました。
ラジオから流れる最新の情報に耳を傾けながら
眠りにつきました。
テレビもワンセグは車のナビや携帯電話で見れましたが、
通常のフルセグ放送は電気がないと見れませんでした。
私の住んでいるところでは、12日の夕方に電気が復旧しました。
しかし、それよりも長期間電気が使えない地域もありました。
さらに言えば、ガスや水道などと言ったインフラも使えないということも。
あの日あの時の記憶が、私にとっては、
かなり衝撃があり、いまでもこの時期になると、
それを思い出してしまいます。
同じような方の多くいらっしゃるのではないでしょうか?
また、あれから6年ということは、まだ幼かった方、
記憶が遠ざかってしまっているという方もおられるでしょう。
6年という月日はあなたにとって、どんな6年だったのでしょうか?
現在では、カーナビも携帯電話も、フルセグ視聴が可能なものに変わりました。
しかし、実際はあまり使用していません。
テレビも大画面化してしまいましたが、
ここ最近は、テレビを見る時間が減ってしまいました。
いつの間にか、映像を見るのに疲れてしまったのか、
何なのかは自分でもよくわかりません。
その代わりに、ラジオを聞く時間が増えています。
特に、J-WAVEの「JAM THE WORLD」や
TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」をよく聞いています。
最新の情報を得ることだけでなく、
時事ネタなどに耳を傾けています。
今の日本のテレビでできないものが、
ラジオで実現できているようにも感じます。
最近では、ニッポン放送の吉田尚記アナウンサーのたった一言によって・・・
かどうかはわかりませんが、ラジオ局が作るラジオとして
HINT!が誕生する一方で、
ラジオ局のラジオと言うコンセプトで、
J-WAVEを始めとしたJFLのラジオ局がamadanaと共同開発したラジオもあったりと、
なんだか活気があるようにも思えます。
YBCやFM山形も様々なイベントを通じて、
リスナーとの距離を縮めていたり、地元密着の話題も多く深く取り扱っているようです。
震災で見直されたラジオは
radikoプレミアムやLISMO WAVE、ドコデモFMなどを通じて、
有料ではありますが、
全国各地のご当地番組をほんの少しのラグがありますがリアルタイムで聞けます。
一方でコミュニティFMもアプリなどで全国各地でも聞けたりと、
音声メディアの気軽さ、そして、近い距離感などで、
身近なもののように感じるようになりました。
以前からも、車での移動時は、
ほとんどラジオを聞いています。
視覚で得る情報ではなく、聴覚を通じて得られる情報なので、
気軽さはあります。
フットワークの軽さなどはテレビにはないものなのかもしれませんが、
やろうと思えば、テレビもそうしたことはできるはずなのですが・・・。
今後、斜陽産業とも言われるメディアの復活は、
何らかの気軽さなどがないとありえないのかもしれません。