フコイダン 輝ける場所を探す|病気な話|ノフログ ~noof's weblog~ 忍者ブログ

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輝ける場所を探す

今まで以上に読破するのに時間がかかってしまっているのだが・・・

先日のつくばの通院時に、栗原類さんの本を読み終えた。
当事者が語るお話ではあるが。





栗原類さんの「発達障害の僕が輝ける場所をみつけられた理由」という本。
テレビ番組で、既にADDだということを公言はしてたが、
実際、栗原さんがどのようにして発達障害だということを
見つけられたのか。
そして、現在のモデルや俳優としての活動を
行っているのかということが分かる本だった。

といっても、全て栗原さんが書かれたわけではない。
栗原さんの場合は、私のケースとは異なり、
記憶が弱いらしい。

そのため、幼少期のことなどは、
お母様や主治医の先生などの協力を仰ぎながら、
なんとか時間をかけて完成させた本だという。


私の場合は、ある特定の分野に関しては、
記憶はいい。
以前の放送ネタだの何だのといったものも、
私の主治医いわく、それだという。
あとは、私の祖父母が亡くなった日時だけではなく、
診断書に書かれていた時間とか戒名とかを覚えている。
普通の方であれば、あなたの親族の戒名なんて・・・
覚えているケースはあまりないだろう。


栗原さんの本の場合は、
過去の記憶をなんとか遡るとともに、
主治医の先生と、栗原さんのお母様の補足が
加えられている。
そこに、又吉直樹さんとの対談のページ。
これによって、栗原さんが発達障害とどう向き合っているのかが
分かるようになっている。

ただ、これで間違ってほしくないないのは、
あくまでも、栗原さんの発達障害と、
私の発達障害、あるいは、他の発達障害をお持ちの方は
全て違うということ。

先程も書いた、記憶力の件もそうだが、
ちょっとしたところで違いがある。

これは強いが、別のところはちょっと弱い・・・という風に。

全員が、栗原類さんと同じとは限らない。
ただ、発達障害というものがどのようなものか、
そして、どういうふうに接していけばよいのかという
ヒントにはなるだろう。

まだまだ、発達障害というものがぼんやりとしているものと捉えられているかもしれないが、
著名な方のカミングアウトによって、
適切な理解が健常者の方に深まっていけば・・・と思うが。
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