あれから1ヶ月が経過した。
昨年から悩まされてきた、
右手小指の原因である頸椎症と椎間板ヘルニアの治療。
現在通院している整形外科で、
テルミーと呼ばれる治療と、
電気治療、レーザー治療、ウォーターベッド、さらにはストレッチなどの
治療をしている。
テルミーは、イトオテルミー療法と呼ばれる温熱療法で、
金属製の試験管のようなものにテルミー線と呼ばれる
線香のようなものを入れ、患部に押し付けたりして治療する。
民間療法のため、健康保険適用外ではあるが、
治療しているときは、押し付けられているところが
程よく温かい。熱いというものではないが、
ちょうどいいものであった。
あとは、整形外科ではお馴染みの治療方法だが、
現在通院している整形外科は、
結構説明を丁寧にしてくださるので、
わかりやすいところも多々あった。
まず、この治療は3ヶ月様子見ということになった。
長くて、半年はかかるらしい。
根本的な解決には、
現在の仕事をなんとかしなければならないのがあれだが。
金属の運搬やら・・・。
その現在の仕事。
会社からの、一応産業医との面談をしてみてはと
勧められたが、その産業医はADHDとかはあまり知らない方らしいので・・・と
総務の方に言われていた。
今年に入ってから、産業医と面談。
「ADHDは、最近名前は聞くようになりましたが、詳しくは私は知りません。」
ダメだこりゃ。
病気に関しては詳しくないと総務に言われていたとおりだった。
とりあえず、今の病気の影響かどうかわからないが、
うまいこと仕事ができないなどと話していくと、
まあ、頑張ってくださいとの一言で終了。
話にならなかった。
まだまだ、大人のADHDやASDに関しての認知度が
東北では足りないという現状を見せつけられた面談だった。
さて、そうなってくるとこれからどうしていきたいのか。
これが一番の問題。
じゃあ引っ越すぞ!
なんて簡単に言葉では言えるが、
それから先どうするの?
お金はどうするの?仕事は?
人付き合いは?
様々な問題点が噴出してくる。
母親の難病だってある。
それなりにお金がある人間であれば、
よし行くか!なんて出来るかもしれないが、
母親の過去の借金まみれの状況を見てきた
私としてはかなり慎重に選択しなければならない。
いや、思い切りというのもあるかもしれないが、
私自身、今、何がしたいのかがわからなくなっている。
10年ぐらい前、母が難病で倒れる前だったら、
あれやりたいこれやりたいなんて思ったのだが、
今は慎重になってしまう。
あの頃の自分だったら、何を選択しようと考えてたんだろう・・・。