新年あけましておめでとうございます。
2年ぶりの渋谷。
2年ぶりのBunkamuraオーチャードホール。
2年ぶりの「東急ジルベスターコンサート」
1年の締めくくり、
そして、新たな1年の始まり。
そこに、生の音楽を聞きながらの年越しでないとしっくりこない。
そんな身体にいつの間にか
なってしまいました。
ジルベスターコンサート2015-2016は、町内会の役員の関係で
山形に居なければなりませんでしたが、
やはり物足りなかったのも事実。
年度末に、気仙沼での生さだ。
そこでの生音、生歌に圧倒され、
またどこかのライブやらコンサートに行きたいという思いもある一方で、
自分の病気との闘いも始まりました。
そして、流れて大晦日。
やっぱり、あの年越しの3時間、
オーチャードホールがしっくりきていました。
今回も、このコンサートのチケットは、
運よく当選し、じっくりと聴くことが出来ました。
今回の総合司会には、
「ゆうがたサテライト」のキャスターで、
これまでジルベスターコンサートの前説を担当していた、
テレビ東京の狩野恵里アナウンサー。
そして、「とくダネ!」でお馴染み、
狩野アナの大先輩の小倉智昭さんのお2方。
今回の指揮は、昨年に引き続き、大友直人さん。
カウントダウン曲は、ボロディン作曲「ダッタン人の踊り」
ここまで、安定感ある司会者に指揮者とくれば、
安心して年を越せる・・・訳がなかった。
というよりも、オーチャードホールに入らないと、
やっぱり大晦日という感じはしなかった。
オーチャードホールで出迎えてくれたのが、
テレ東のキャラクターのナナナ。
当然、写真を1枚。
もちろん2ショットも1枚撮影。
テレ東の方、そして、ナナナ、
大晦日お疲れ様です。
そこから2年ぶりのあのホール。
あの会場に入ってしまえば、
いよいよ大晦日という感じに。
22時から第1部、
23時半からテレ東系とBSジャパン同時放送の
第2部というおなじみの流れ。
第1部では、小倉さんが結構自由に曲の解説や
アーティストの紹介をしていたが、
第2部開始前には、
「同じこと喋るかもしれませんが、初めて聞いたつもりで聞いてください」
などというコメントも。
確かに、小倉さんの解説、第1部と第2部でかぶっている内容はあった。
しかし、被った内容でありながらも、
どちらもわかりやすい解説だった。
第1部のフィナーレには、
TVタックルのテーマでお馴染みの「カルメン」
その中からお馴染みの部分はもちろんだが、
第1組曲と「ハバネラ」という曲も流れた。
司会者が小倉さんなので、どちらかといえば、
フジテレビ系の「東京マラソン」のテーマにも聞こえてしまった。
その後30分間の休憩。
曲が終わったのが22時50分頃のこと。
いつもの年越しそば売り場は、大混雑。
トイレ休憩がやっとだった。
テレビ放送開始10分前に、
オーチャードホールの鐘の音。
鐘の音は、ホール内だけではなく、
ロビーにも聞こえていた。
ここからがテレビ中継の前説。
今回の前説は、西野志海アナウンサー。
ナナナと一緒にこれまた安定感ある前説。
毎度恒例、新年あいさつの観客リハーサルも行われた。
また、前回はなかった、キャノン砲からの紙テープ発射。
今回は実施するという予告も、この前説で行われた。
そして、本番。
いつもの放送までのカウント。
吊り下げられていた大型のLED画面には、ジャングル大帝の映像、
そして、あのおなじみのテーマ曲が流れ、第2部の幕が上がった。
CM中はもちろん、
舞台上手の電光掲示板に、
CM中という表示が流れていた。
ただ、肝心の放送中の映像とやらはさっぱりわからない。
今回は久しぶりに、
オーケストラの後ろに大型の画面が設置されていたが、
そこは、番組タイトルロゴのCGや、
音楽に関連した映像が流れていた。
例年通り、放送中のCMとかは後で知ることとなるわけだが。
そして、いよいよカウントダウン。
電光掲示板に残り時間が出て、
こちらも緊張してしまう。
無常にも時間が過ぎていく。
「ダッタン人の踊り」は後で知ったが、
響けユーフォニアムでも使われた曲だったらしい、
また、STU48の宣伝PVでも使われていた。
このジルベスターコンサートは、
知らず知らずのうちに耳に残っていた曲が、
選曲される傾向がある。
この曲は静かに始まり、
どんどん盛り上がっていく曲。
テンポも変わりやすい。
後半はテンポが上がっていくが、
果たして・・・
成功した。
無事に年をこせた。
いつもの、会場にいる人全員での挨拶。
こうして緊張が薄らいでいく。
だが、それもつかの間。
狩野アナの「では、渋谷駅前のカウントダウンの様子を見てみましょう」で、
観客とオーケストラ、更には合唱団までもざわついてしまった。
大型画面に映しだされた、渋谷の年越しの瞬間の映像と、
生中継の映像。
私が座っていた席の周りからは「これ帰れるの?」とか
「どうやって帰ろうか?」などという声が上がっていた。
これまでは、渋谷駅周辺は例年ならば封鎖していた。
だが、今回はカウントダウンイベントが行われており、
番組終了後の帰宅方法で色々と考えねばならなかった。
いやいや、ここは一旦曲を聞いて落ち着かせよう。
錦織健さんの歌う「誰も寝てはならぬ」
キャサリン・ジェンキンスさんの「World in Union」「Time to Say Goodbye」
これらの曲が、落ち着かせるのにちょうどよかった。
いや、「誰も寝てはならぬ」の前に、錦織さんの一言が
爆笑となってしまった。
CM中もそういえば、小倉さんが狩野アナに相当ツッコミを入れて
笑いを誘っていた。
結構珍しい回だったように思えるが、
改めて、喋りのプロによるCM中や本番前の話は、
色々と圧倒されるものもあった。
最後はお馴染みの「ラデツキー行進曲」で終了。
どうも、途中でCMに入ったらしいが。
そして、出演者全員が勢揃いし、
番組の感想を述べ、今回の生放送は終了した。
CM中などにやたらと、キャサリン・ジェンキンスさんのアルバムは良いと
小倉さんが推していたので、入口付近に設置してあった
CDの特設売り場で1枚買ってしまった。
2年ぶりのジルベスターコンサート。
昨年の演出から元に戻ったが、
司会者が変われば、番組の色もやはり変わってくる。
宮本亜門さんと森本智子アナ、松丸友紀アナの司会も安定していたが、
今回は小倉さんのおかげである意味安定していたのかもしれない。
狩野アナの司会・・・あれもしかしたら、三村さんあたりが
ツッコミを入れそうな気がするが、
そんなツッコミは小倉さんがCM中にやっていた。
そういったCM中の舞台裏、ステージセットの転換などが見れるのも、
会場で見れる人の特権かもしれない。
あとは、テレビやオーディオシステムのスピーカーで聞く音ではなく、
ダイレクトに耳に伝わる音もまた違う。
今年もどこかのライブやコンサートにでも行ってみたい。
そんなこんなで、あなたの街にお邪魔するかも知れません。
今年もよろしくお願い致します。
さて、このジルベスターコンサートの前後には色々あったわけだが・・・。