フコイダン 事故と自閉症|病気な話|ノフログ ~noof's weblog~ 忍者ブログ

日本の「バカ」が濃くなっていませんか?

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事故と自閉症

一体、これで何度目なのだろうか?
車の事故は。

スリップ事故だった。

2年足らずで2度も事故。
いや、車の免許を取得して、
毎回、何らかの事故を起こしている。





最初が確か、istだったと思う。
側面を擦ったような気がする。
次がオーリス。これまた電柱にミラーをぶつけた。
そして、前回のヴィッツ
上山城に行く狭い道路のガードレールで擦った。
それ以外にもヴィッツでは、スリップ事故やタイヤのパンク。
カーナビの故障など様々な事故を起こしてきた。

そして今回のスリップ事故。

12月10日、
山形市の嶋地区にあるスシローで晩ごはんを食べた帰り。
普通に駐車場から車を出そうとした。
しかし、ツルッと滑った。
ブレーキを踏んでも全然ダメ。

そのまま中央分離帯にぶつかった。

恐らく、道路かあの出口かどこかが凍結していたのかもしれない。

幸いにも私自身、そして同乗していた母に怪我はなかった。
それに、広い道路にもかかわらず、
運良く後続車が来なかったことも幸いだった。

しかし、車を動かそうとした際、前輪から異音がした。
空いている駐車場にとめる。

前輪の位置が明らかにおかしい。
運転席側の前輪が後ろに下がっていた。
それにより、タイヤが擦れていた。

そのまま販売店を呼び、
入院となった。

どうやら、中央分離帯にぶつかった際、
車軸が曲がったらしい。

一応保険適用させて修理。
その間は、代車のワゴンRで移動している。


これから寒さがますます厳しくなり、
道路状況も更に悪化します。
みなさまも、路面凍結や雪道の運転には注意してください。


などと言って、締めくくれるわけがない。

免許をとってから買い換えるたびに、
そして、数年経たないうちに事故を起こしている。
こんなバカな運転手は一体・・・。
そう考えると、山形で仕事やら運転やらなんて
ある意味危なすぎる。


考えてみれば、あの日のスシローでの
私自身の行動も異常だった。

ここ最近の回転寿司店は、
最後にタッチパネルを操作して店員を呼んで
皿を数え、お会計となる。
ところが、事故前の私は、
何を思ったのか会計の操作をせずに、
そのまま会計へ行ってしまった。
病気の影響であるが、母も当然気づかなかった。

この段階で、既に私自身は異常な状況だったといえるだろう。
そうなると、あのスリップ事故も、
必然的に起こってしまったとも考えられる。

一体、私の体はどうなっているのだろうか?



その一方で、先日のNHKスペシャルでは、
重度の自閉症を持っている、作家の東田直樹さんの特集を放送していた。
確か再放送だっただろうか。

普段の東田さんは、会話もできなければ、
行動なども周囲から見れば異質な状態。
しかし、パソコンでのキーボード入力や、
母親手製のキーボード風のポイントデバイスなどを使うことによって、
人との意思疎通が出来るという、非常にまれな存在らしい。

それによって、様々な作品を発表する一方で、
重度の自閉症患者の視点で
果たして東田さんが何を考えているのか、
何を感じているのかについての本を発表していた。

私自身も、今年の春に注意欠陥多動性障害とともに、
自閉症スペクトラムと診断された。
非常に興味深い内容の番組だった。

番組中で、東田さんがMRIの撮影をしていた。
MRIの撮影中のあの音、
私には、何らかの音楽のように聞こえてしまったのだが、
逆にその音が、苦痛だとか、耐え難いものだと感じる人もいる。
東田さんの場合は、相当動き回るので、
麻酔をしての撮影だった。

そこで判明したのが、
脳のある特定の部位が、他の人よりもかなり大きく、
その代わりに別の部位が小さいという話。
自閉症スペクトラムの人の脳は、
どうもその傾向にあるという。

確かに、ADHDしかり、ASDしかり、
これらは脳の発達障害があるとされているが、
それがよく分かる話だった。

私も何度か、山形県内で脳のMRIの撮影や
CTの撮影をしているが、
その辺の話を突っ込まれたことはない。
いや、この辺に関しての認知度がまだまだ足りないのが、
実は山形なのだろうか?

なんだか、向こうのほうが
ASDやADHDに関して理解されているような気がした。
よく、つくばの主治医が仰っていることが、
この番組を通じてもなんとなくわかったような気がした。

こうした、周囲のサポートが有ることによって、
東田さんは作家活動ができているのだろうと。

私の場合。
いや、山形の場合はどうなのだろうか・・・。


この特集の再放送の後、更に続編が放送された。
今度は取材ディレクターの闘病の話、
東田さんの祖母の認知症などの話も絡めてきた。

ごくごく普通の人との違い。
そして、こうした病気について、
どのように感じているのかを知る番組だった。



これから、私自身もある意味闘っていくというか、
ASDとADHDと死ぬまで付き合っていかなければならないのだが、
東田さんの番組は、それらの教科書のような番組だったかもしれない。

併せて、東田さんの著作物や、
近年カミングアウトされた、栗原類さんの本も
時間があれば読んでみようかと思う。
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