なにやら、60年以上前にも似たようなことになっていたらしい。
「ゴジラ」と「君の名は」
「シン・ゴジラ」と「君の名は。」
前者は、配給会社が東宝と松竹だったが、
後者は、どちらも東宝、
両者とも当時のヒット作品だが、
2016年版はどっちもヒットしても、
東宝は儲かってる・・・というオチ。
ただ、話は全くリンクしない。
それどころか、全くの別作品。
60年以上前の「君の名は」は戦争が絡んでくる映画だが、
今年の「君の名は。」は、彗星が色々と絡んでくる、
見ず知らずの他人同士が入れ替わる作品。
主演が神木隆之介さん・・・
神木さんって、「千と千尋の神隠し」とか、
なんだかんだで大ヒット作品に出てるような気が。
いつの間にか、ヒット作請負人になってしまったのだろうか?
監督は新海誠さん。
新海監督といえば、「ほしのこえ」で一人で
多数の作業をやった監督という印象が強い。
それでいて、この作品も含め、SF要素が重要になっている作品を
作っている監督というイメージが有るが、
劇場で監督の作品を見たのは初めてだった。
作品はなんというか、RADWINPSの音楽と美しい映像がリンクして、
なんというか、プロモーションビデオのようにも見えるが、
そうではない、なんとも不思議な感覚の作品だった。
それでいて、日常の延長線の作品でありながら
SFの作品でもある。そんな作品だった。
そういえば、60年以上前のヒット作であること以外に、
この映画と「シン・ゴジラ」の共通点といえば、
放送局が出資していない。
近年の映画は何かと、どっかの局が製作委員会に名を連ねて、
舞台となった地方の系列局もちゃっかり参加しているケースが多かったが。
局が絡まないと、他局でも宣伝できる。
宣伝効果は絶大・・・なんだろうか?
ただ、「シン・ゴジラ」は、在京民放キー5局と関東地方の独立U局が
撮影協力で参加しているが。
この作品を見る前に流れた映画の予告編、
正直、あの2作品を見てしまうと、なにか物足りなさを感じてしまった。
東宝配給の「シン・ゴジラ」「君の名は。」は、
いろいろな意味で、日本映画に何らかの突破口のようなものを作ったのかもしれない。
などと言いつつ、本日を持ちまして、
ノフログの忍者ブログでの
本格的な運用開始から
10年を迎えました。
日記自体は2003年から続けてましたが、
1つのサービスでこれほどまで長期間続けたのは、
私にとって初めてのことかも知れません。
忍者ブログが続く限りは、
ここで更新していくつもりです。
今後とも、変わらぬご愛顧のほど、
よろしくお願い申し上げます。