フコイダン 35市町村すべて回れるわけがない。|適当にetc|ノフログ ~noof's weblog~ 忍者ブログ

日本の「バカ」が濃くなっていませんか?

35市町村すべて回れるわけがない。

前日は、置賜地方を廻った。
6時間〜7時間で行けるのだが、
問題は食事だった。

あれをやっている時に食べたものといえば、
小国町で玉こんにゃく1本に、
川西町についてからパン1個だけ。
あとは、アクエリアス。

途中で少し気分が悪くなったが、
恐らく食事を取ってなかったからかもしれない。

さてと、2日目出発。
村山地方と最上地方を廻ろう。

ただ、いろいろな事象が重なり、
後で大変な目に遭うとは、出発の段階で知るわけがなかった。





まず、山形市をあっさりクリア
するのはいいが、何を思ったのか、
全国のNHKの放送局で実施している
8K試験放送の受信公開会場へ。

いやいや、35市町村は?
多分、大丈夫だろう。

山形では、8K公開はNHK山形放送局内で開催していた。
スーパーハイビジョン自体を見るのは、数年前に行った技研公開で
ロンドンオリンピックのハイライトを上映していたものを
見て以来となる。

あの時と今回の大きな違いは、
リアルタイムで放送で流れているスーパーハイビジョンが見れるという点。
技研の時よりも、画面の大きさは小さいが、
85型の液晶テレビで8Kの映像、
それがBSを通じてリアルタイムに送られていることに感動した。

音も勿論、22.2ch。
一部受信公開会場では、22.2chで聞けないらしいが、
山形や仙台では22.2chで音が楽しめる。

スタジアムの臨場感も、5.1chとはまた違い、
上下がプラスされることで、厚みが加わっていた。
会場の音の響き方とかも、22.2chでそのまま伝えようとしてた。


8K放送は、以前、大多数のご家庭で見ることが出来なかった
地上波難視対策放送で使用していた帯域を使用している。
ただし、今回も一般のご家庭では視聴できない。
8Kの受信機すら一般販売されてないから、
当然といえば当然だが、
いつかは8Kテレビが発売される・・・んですよね?

ただ、ちょうど行った時が番組と番組の境目であった。
NHK山形の受信機では、次の番組がスタートすると、
画面上に番組タイトルとch番号が表示された。

NHKのスーパーハイビジョンのホームページ上には、
試験放送でEPGやハイブリッドキャスト、データ放送をやっている記述はあった。
それでタイトルが出たのだろう。
受信機はシャープが開発したということで、
アクオスと似たようなものが表示された。
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/160525-a.html
↑シャープ ニュースリリース 2016年5月25日


ただ、その表示に、高度BS? 001ch? 22.2ch?
よくある画面表示だが、一番最後はいいが、
高度BSって何?
シャープのページでも、
高度広帯域衛星デジタル放送なんてあったが。

一応3桁のチャンネル番号も「001ch」となっていたのも確認できた。

いまのBSデジタル放送の本放送がスタートする前にやっていた
試験放送って、115chでしたっけ?
BSアナログ9chでやってた放送の同時放送とか、
シドニーオリンピックの放送とか。

それも遠い昔の話ですよね・・・。


などと、スーパーハイビジョンを見入っていたら、
時間があっという間に過ぎてしまっていた。
さあ、市役所近くの駐車場を出発・・・

と思ったが、ルート作成に使ったGoogleマップの
マイマップがうまく開かない。
廻る順序は出るものの、ルートが出ない。
苦闘するが、全然ダメ。
こうなったら、カーナビを頼りに進む。
そのカーナビのルートだが、
うまいこと同じ道路に戻らないルートを出してくれる。

なんだか、こっちの意図を組んで、ルートを出しているように思えた。

中山町→山辺町→朝日町→
大江町→西川町→寒河江市→
天童市

スムーズに回れた。
ここでお腹がすいた。
おなじみ、イオンモール天童で
夕食のパスタとピザ。

やっぱり、前日気分が悪くなったのは、
食事が十分でなかったからだった。

そのあとも、
河北町→東根市→村山市
と、進むことが出来た。

途中、河北町か村山市かどこかで、
花火が打ち上がっていた。
14日も、山形市で毎年恒例の山形大花火大会が開催されていた。
やっぱり、お盆のシーズン、夏休み期間、
あちこちでお祭りとか、花火大会が開催されている。


そう、それが一番の問題だった。

今回は、一応ルートはなんとか調べたりしていたが、
全35市町村で、何の行事が行われるのかを
下調べしていなかった。
いや、そこまで頭が回らなかった。

問題が一気に噴出したのが、
大石田町だった。

あちこちで通行止め。
移動するにも移動できない。
チェックポイントとしている役場に行けない。

結局遠回り。
調べれば、最上川花火大会が開催されていた。

ここで、一気に企画が破綻した。

通行止めは22時まで。

なんとか迂回路を見つけて
大石田町をクリアした。

大規模な祭り、事前に下調べしておけば、
また別の方法があったはず。

いや、ちょっと待て、スーパーハイビジョンに見とれてたから?
いやいや、ルートでなくてあたふた?
いやいやいや、お前、いつ出発した?


出発が、前日同様に13時過ぎ。
そこから14時ごろにNHK。
1時間ほど滞在して、市町村巡り大会が事実上再開したのが15時過ぎ・・・。

原因を色々と探っていくと、
企画が破綻する原因も多々ある。

まず、事前に調査したルートで移動した場合。
単純計算で8時間ほど。
スーパーハイビジョンを見に行ったとしても9時間。
13時に出て、22時に終わる計画だった。

あくまでも、何もトラブル無しで行き、
更には完全に素通りした場合。
そこに、他の休憩時間や役場で
一旦停まる時間は含まれていない。

仮に役場で5分停車した場合、
上山を除いた村山・最上地方の市町村は21。
トータルの停車時間は1時間45分
さらに、最終目的地の最上地方から上山に帰ってくるのに・・・

など、各種時間を足していけば、
その日のうちの戻れるわけがない。

それ以前に、この2日目をスタートするのであれば、
午前中から動いていたほうが、
恐らく、花火大会などの交通規制に引っかかることなんてなかったはず。

すでに、企画は破綻していた。

このままでは終われないので、
そのまま続行。

尾花沢市で、村山地方はクリア。
そのまま一気に最上地方に進めてしまう。

最上町→舟形村→大蔵村→
戸沢村→新庄市

途中、灯りのない道も通った。
深夜なので家に灯りは・・・ついていた。

恐らくリオ五輪の卓球を応援していたのか、
はたまた夜勤の出勤準備か、
それとも、勉強?

にしては、意外と多かったような気がする。
これは五輪だろう。


そして、鮭川村をクリアしたあと、
真室川町、そして、金山町へ。
本来はこの順序は逆だったが、時間が時間なので、
この順序。

こうして、強引にも村山地方と最上地方をクリアした。
その時、卓球は銅メダルが確定した時だった。
そして、雨も強まっていった。
台風が接近していた影響で、
山形も天候が悪化していた。


残りは、庄内地方の5市町のみ。
こんな状況では当然全部クリアするのは危険。
一旦退却しようとしたが、
雨は次第に強まっていた。

なんとか天童まで戻り、
ネットカフェで休息を取った。
テレビにはL字画面が出てしまっていた。
山形市内でも冠水。
非常に危険な状態だった。



もうこれは、朝一番に起きて、すぐに移動すれば、
少しでも良かったのではとしか言いようが無い。

万が一に備えて、普段飲んでいる薬を2日分、
用意していたことが救いだった。


残りの庄内地方は、行けるときに行くことにしよう。
やっぱり、この手の企画は暴挙である。

以上。


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