気が向いた時に、
様々な人の様々な本を読んでいる。
あるときは、人生の体験談。
あるときは、小説。
またあるときは、対談本とか。
ただ、これまで読んできた中で読んだことのない本がある。
現役アナウンサーが関わった本。
以前は、よく配信で喋っていたが、
本職の喋りのプロには遠く及ばない。
特にアナウンサー。
本当に、上手い人は進行上手やら聞き上手やらがある。
近年、Twitterやネット上などを通じて、アナウンサーというか、
多彩な活動をされているアナウンサーが居た。
ニッポン放送の吉田尚記アナウンサー(以下、よっぴー)
偶然流れてきた、よっぴーのTL
そこに、自身が関わったコミックエッセイの宣伝があった。
「コミュ障は治らなくても大丈夫」
水谷緑さんとの共著だが、コミュ障?
ここに引っかかった。
本を読んで、初めてよっぴーが
コミュ障であるということを知った。
ラジオで「変態音響監督」と呼ばれ、
アニメの各種イベントを司会をこなし、
今度はラジオの開発にまで関わってしまい、
この人の本業がいよいよわからなくなってしまっているよっぴーだが、
これは本当に意外だった。
たまに著名人でも、司会や役者をやっていながらも、
実はコミュ障だったという人もちらほらいる。
だが、この本を読んでみて、
そういった方々がどのようにして、
コミュ障を克服しているのか。
そして、コミュニケーションの取り方をしているのか
というのがわかったかもしれない。
この本を読んだ後、様々な番組を見聞きしているが、
このよっぴーが実践している手法を、
多くの司会者が実践しているようにも思えた。
ゲストに対しての質問の仕方ややり取り、
話の聴き方などなど。
この本は、一種の教科書的な側面もあった。
私の場合は、ASDとADHDから来るコミュ障だと思われるが、
少しでも良くするための一つのヒントを貰うことが出来たと思う。