フコイダン 2度目の生さだ観覧|テレビ・ラジオな話|ノフログ ~noof's weblog~ 忍者ブログ

日本の「バカ」が濃くなっていませんか?

2度目の生さだ観覧

3月26日土曜日、気仙沼市民会館。
「今夜も生でさだまさし」の公開生放送。
今回、この生放送に運よく当選した。

テレビの生放送無料観覧当選なんて初めてだ。
数年前の仙台からの生さだは、基本コンサートチケットがなければ見れない。
観覧の応募をしたとしても、倍率が高い。
紅白もしかり、何年か前の上山市での「のど自慢」も倍率が高い。
大みそかのテレ東のジルベスターコンサートも生放送だが、
あれもチケットを購入しなければ見れない。

しかし、応募して無料で観覧というのは、
おそらく初めてかもしれない。

その観覧当選通知が来たのが、火曜日のことだった。
どうせ当たらないだろうと思い、母の名前も入れて応募していたが、
当たってしまった。






通常の生さだは、0時台スタート、
1時半ごろ終了というパターンだが、
毎年恒例の春の特番ということで、
4時間以上の生放送。
23時台からスタートというのも珍しい。
放送終了は3時45分。


だがしかし、仙台からのカウントダウンコンサート〜生さだでは、
番組終了後、さらに30分トークやら歌が繰り広げられた。
これが、同じように気仙沼でも行われたら・・・。
下手したら、終演4時過ぎ。
出演者も多いので、じゃあアンコールで誰か歌ってなんてのもありえる。
そうなってしまうと、5時過ぎなんてのもありうる。

その状態で、気仙沼から山形に戻るのは、大変危険。
特に、母も一緒となれば、さらに危険度は増す。

とにかく、飯より宿だが、
ツインルームなんていいお値段ばかりだった。というか、港近くの宿は取りにくい。

とりあえず、なんとか探して、気仙沼市内の安くてツインルームのある
ビジネスホテルの部屋を確保。
何やら、できたばかりだとか、
改修工事が終わったばかりだとかいうものらしい。

寝床は確保できた。
あとは本番を待つだけだった。


土曜日の当日。
昼過ぎに出発し、一旦一関ICで降り、
国道284号をひたすら走るルートで何とか気仙沼到着。
それが、18時半ごろのこと。

本当ならば、ここで海鮮丼とかいただきたいところだが、
国道沿いのファミレスで腹ごしらえをして、
ホテルで休憩・・・できなかった。

やはり、母親は長距離移動はNGだった。
何年か前の茨城からの葬儀帰りの時のように、ホテルで失禁してしまった。
便器まであと一歩のところで。

替えの下着はあったが、ズボンはうっかり用意していなかった。
慌ててイオンに向かい、そこで下着やズボンなどを買い込んだ。

ちなみに、このイオンは、
5年前の大津波で1階部分が浸水してしまったところらしい。
至って普通の日常。普通の買い物が行われているが、5年前の今頃は・・・。
イオン山形南も確か天上崩落・・・してたっけ?


その買い物やら着替えやらがあって、ゆっくりとホテルで休むことが出来ないまま、
今度は会場へのシャトルバス乗り場へ。

バスの運行開始が21時から、そして、受付が22時からとなっていたので、
再び車を走らせ、気仙沼市魚市場の屋上駐車場へ。
てっきりエレベーターとかで降りれるのかと思っていたが、
すでに営業終了。外のスロープを利用して降りることに。
これがまた母には、辛い道のりだった。
なんとか降りきって、バスのりばへ。
普通の観光バスが何台も往復していた。
が、母はバスに乗るのも大変だった。

なんとか同じ当選された方のご協力を得て、乗り降りが出来た。
(ありがとうございました)


バスのりばから、気仙沼市民会館へは車で5分ほど。
入り口で、当選ハガキを見せるだけで入場。
身分証確認はなかった。

とりあえず、中にはいり、整理券番号順に整列。
番組内でも取り上げられた、地元気仙沼の商工会議所の方々だろうか、
その方々が受付を担当し、案内もしていた。
ただ、整列云々に関しては、10組ずつ並ぶことになり、
一番先頭になった方が事実上誘導していた。
大規模なコンサートではまずありえない光景。
いや、これが手作り感満載の「生さだ」らしさかもしれない。

ホール内には22:20頃に入れる予定だったが、
何かトラブルでもあったのだろうか、23時まで待つことに。
放送開始30分前だった。

ステージ上には、春の特番恒例の大きなボード。
こちらに本番中、出演された方々がサインを残していく。
ステージ下手側には、
MC席といつもの会議室のテーブルやホワイトボードが。
テーブルの上には、お馴染みのMacBook。
MC席の後ろがピアノ。
上手側にはパーカッションとギターの席が用意されていた。


その後、全員が入場完了したところで、
仙台からの生さだ同様に、事実上の前説を音響効果の住吉さんが担当。
今回はさらに、ディレクターの方?と2名で担当していた。
テレビの中継ということで、携帯電話・端末は本番中電源OFF。
ただし、番組終わってから、
もしかしたらボードの撮影はOKかもねという話をしていた。

その前説の際、エンディングで皆さんと「Smile Again」を大合唱するなんていう話があり、
一応、サビの部分のリハーサル。
そして、毎年恒例のラジオ体操第一も、番組開始前に観客とリハーサルが行われた。

毎年夏などに開催される「みんなの体操会」は、屋外の競技場や広場、
あるいは体育館で開催されるが、この会場はあくまでも普通のホール。
体操をするには十分な広さが確保できない。
そのため、本番中のトラブルを避けるため、体操のリハーサルが行われた。
リハーサルでも、おなじみの西川さんたちが登場。
勿論、ピアノ伴奏の加藤さんも気仙沼で生演奏。
本番前の緊張や、これから長時間に渡る生放送のための準備だとすれば、
ちょうどいい準備だった。

そして、さださんと井上さん登場。
会場内は盛り上がっていく。
軽くステージ上で挨拶があったあと、
出演されたゲストの方々が客席入り口から入場。
歓声があがる
まるで、昔の紅白歌合戦・・・か?

最後の最後に、マギー審司さんが本番直前になって入場し、
大歓声を受けていた。
さすがは、地元の気仙沼出身だけあるわ。

こうして、役者は揃った。
いや、一組だけ大人の事情で冒頭から登場できなかった。
さださんたちが、ステージの中央へ。

そして、仙台の生さだでは会場内では一切なかった
本番までのディレクターのカウント。


「生さだ」in気仙沼は、こうして幕が上がった。


つづく。
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