フコイダン 手を取り合って|テレビ・ラジオな話|ノフログ ~noof's weblog~ 忍者ブログ

日本の「バカ」が濃くなっていませんか?

手を取り合って

あのブログを書いた後、出勤。
14:46の瞬間は車の中で迎えた。
至って普通の日常だが、5年前はそうではなかった。

FM山形の昼の生番組「ルームプラス」エンディング楽曲が
始まった時間がちょうどあの時間だった。
そして、あの時に流れた曲はQUEENの「手をとりあって」

QUEENが日本語の歌詞を交えて歌っている楽曲。
それを、震災5年の節目の年のあの瞬間に流した。






手をとりあって このまま行こう・・・

人と人がつながって、これからも復興に着実に一歩ずつ歩んでいく。
それを考えての選曲だったのだろう。

しかし、あれから5年を迎えても、
以前と変わらぬ風景を取り戻しているところもあれば、
そうでないところと二分化されてしまっている。
沿岸部と内陸部。

これから更に時間はかかっていくだろう。
そして、日常というものが戻ってくるのはいつになるのだろう・・・。

だが、岩手・宮城・福島の3県が甚大な被害を受けているのは確かであるが、
「東日本」大震災。

北海道は?
長野は?
青森は?

と、挙げていくと、メディアの取り上げ方と言うものにも、
疑問を抱く。津波の被害については。

もしかすると、誰かが情報発信をしているのかもしれないし、
ローカルメディアで取り上げられているのかもしれない。
ただ、普段接するメディアでは、なかなかそこら辺の話はあまり聞かない。
ここに何というか、喉に小骨が引っかかったような感じがしてならない。

メディアの役割って、果たして一体何なのだろうか?


震災以後、ローカル番組も充実しつつある。
特にSAYが一番大きい。

緊急時の災害報道などで、
L字画面を積極的に活用している印象があるこの局。
震災から5年の翌日。
「昼ドキ!TV やまがたチョイす」が、放送100回を迎えた。
番組開始当初は、なんというか、ニュース番組か5分枠の情報番組ぐらいしか
レギュラーのローカル番組がなかったためか、
MC陣の固っ苦しさがあった。

しかし、放送から開始からもうすぐ2年、
土曜日の貴重なローカル情報番組だいぶ定着した。
会社のテレビでも、平日はNHKだが、土曜日の出勤の時は、
番組開始以降、SAYに合わせていることが多くなった。

当然、あの時間帯に時計を出しているのは、
民放ではYBCとSAYの2局。
一時期バラエティ再放送で無くなったが、情報番組であることと、
恐らくFTVの「サタふく」が時計を出しているからなのかどうかは知らんが、
結局復活した。
一時期、全部の民放で土曜昼は時計出してたんですがねぇ。

BGMなんかも、ここ最近は選曲の幅が広がっている。
これも始まった当初は、どっかの著作権フリーとか、
なんかの素材集からと思われる曲ばかりだったのだが、
BGMや効果音もいつの間にかバラエティ豊かで、
なおかつ、ダジャレで選曲しているのでは?
と思うようなシーンも多々ある。

制作サイドも、視聴者も定着してきたという証なのかもしれない。


これから先、昼の貴重なローカル情報番組として
頑張ってください。

ところで、昼のスピークって時計あったっけ?
SAYは。
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