日曜日。
いつもどおりに、音楽サーバーとして使っている方のMacを起動させる。
真っ白の画面のまま。
1時間近くたっても全然起動しない。
一旦入れなおす。
起動しない。
外付HDDを外す。
・・・フォルダに「?」の文字が書かれたアイコンが点滅。
OSが全く読み込めていない。
で、
いつぞやの重くなった時の対処でやった
リカバリーディスクからのチェック
HDDは認識しているが、0バイトと表示された。
ご臨終?
さて、現状の端末の環境とやらを書き出してみよう。
初めてのMacとして、
2009年に購入したMacmini。
それと、
2年ほど前に購入したMacmini。
前者は、音楽サーバーとして使っているが、
ここ最近は動作が重くなる一方だった。
後者は、ご存知
MacBook ProのGPU問題によって翻弄された挙句、たった数年で金属の塊と化したが、
代替として購入したもの。
あとは、去年の夏の「福山夏の大創業祭」やら本州脱出旅行大会の前に、
MacBook Proの代わりに持ち運び可能な端末として購入した、
レノボのThinkpad8に、iPhone6、なぜかXPERIA2台。
と、バラエティ豊かな環境である。
しかし、問題は、
データバックアップ2年ほど前に購入したMacminiの方は、
MacBook Proからのデータを引き継いでいる。
GPUの修理以降、Timemachineのバックアップを取るようにしていた。
そのおかげで、配信を行うために必要なデータやらソフト、更にはフォントなどは
脈々と引き継がれている。
Timemachineのバックアップを取るためのHDDはパーティションで分けており、
以前、
メインPCだったVAIOから救出したデータも
その中に入っている。
そう、15年近く前のデータも一緒だ。
ところが、音楽サーバーとして使っていた方のMacminiは、
一切、Timemachineのバックアップは取っていない。
こちらは以前のVAIOから音楽データを引き継いだものの、
ほぼほったらかしの状態で数年経過していた。
そろそろ、バックアップを取らないといけないと思いつつも、
忘れていた。
そして、忘れたころにやってくるHDDの故障。
今回は前回のVAIOのような状況ではあるが、
やっぱり、前回みたいにうまく行かない。
色々と調べていけば、最終奥義として、
同型のHDDを探し出し、移植手術を行う
なんて方法もあるらしいが、リスクが大きい。
あのMacが音楽サーバーだけとして使っているのであれば、
音楽データだけで済むのだが・・・。
以前制作した、初期の頃の
USTREAMでの配信用のオープニング・エンディングとか、
2009年から2011年までの
写真データを始めとした、
画像・動画データも残されたままだった。
もちろん、配信に使った過去のテロップ・スーパー類もあの中だ。
2012年以降に制作した動画は、全てMacBook Pro→現行Macminiで作成していたので、
バックアップはある。
一部のテロップ・スーパー類も必要最低限のものは、お引越ししてあったため
バックアップはある。
だが、本当に貴重な映像類が、現段階では2度と見ることは出来なくなった。
音楽データもそうだ。
ジングルデータやらこれまで取り込んできた音楽データも。
音楽データの場合はVAIOからごっそり引き継いでいるので、
15年近く集めてきた音楽が現段階では消えたようなものだ。
一部の音源は自宅にCDがあるのでなんとかなる。
iTunesStoreで購入した楽曲もなんとかなるだろう。
一部楽曲はiPhoneに同期させているので、
ここからMacに転送させても問題ない。
(ただし、ITunesではできないらしく、別途有料のソフトがいるとか)
なんとからならないと思われるのが、レンタルCDから取り込んだ音楽とか。
あのへんはどうしようもない。
ネットの方も、firefoxについては、ブックマークなど、最近はいろいろな端末で見れるような仕組みがあるようで、
それを使えるようにしていたので、今までどおり使えている。
ただ、メールは音楽サーバーのMacで閲覧していたのでデータは今のところ見れない。
教訓。
最低限データだけでも、バックアップ体制を整えておけばよかった。NASとか用意して、音楽データや画像・映像データとかのバックアップを作成し、
家庭内にある様々な端末からアクセスできるように、
色々と構築しておけばよかったのかもしれない。
そうすれば、被害は最小限で済んだのだろう。
それと、放送設備の更新だの何だのと言うこともあるが、
記憶媒体の定期的更新、バックアップも重要。
私が使ってきたHDDの場合は、最低でも5年でおさらばとなる。
ストレージの入れ替えも定期的にやらねば、
過去のデータに出会えなくなる。
BDでもDVDでもメモリでもいいから、データを別の媒体へお引越しし続けないと
いつかは見れなくなったり聞けなくなったりするから。
あとは、データはひとまとめにしておけば、いいかもしれない。
データが散らばっているよりも、どこかにひとまとめにしておく。
それのクローンも用意する。
とりあえず、これは自分のために書き残しておく。
それと、ご覧になっているみなさまも、
万が一になってからでは遅すぎるということをお忘れなく。
これでトラブルはないだろうとおもいきや、
Thinkpad8のUSB端子が反応しなくなったのだが・・・