抜歯から1週間以上経過。
前回の抜歯の慣れ、それと去年のアテロームの手術の慣れで、
左上の親知らずがあった場所に、
違和感や痛みはない。
前回の抜歯の時なら、妙な身体の怠さのようなものがあったが、
今回はそういうのもない。
麻酔に慣れてしまった・・・のか、
はたまた、私が子どもの頃から20年以上お世話になっている
歯医者さんのお陰なのか。
そっか、そんなに経つのか。
あの歯医者さんに定期的に通院するのも。
確か、子供の頃は結構古い建物だったような気がするが、
10年ほど前に、ここ最近よくある、住宅のような建物に
建て替えられた。
(大手住宅メーカーの建物だったっけ?)
子供の頃は確か、乳歯のときに、
奥歯に銀歯を詰めてもらっていたことがあった。
今回、暫定的に右下の親知らずに詰め物をしているが、
銀歯ではなく、白いものを詰めている。
最近は、どうもこの歯医者さんでは銀歯ではなく、
白いものを詰めるようにしているようだった。
あとは、月末に右下の親知らずを抜けばOKなのだが・・・。
一方で、精神科。
別の病院に変えてから、それなりに時間が経過したが、
いい方向へと進んでいる感じがしない。
苛々を抑えるための「ロラゼパム錠」と自律神経調整薬のグランプリンセス「グランダキシン錠」、精神安定剤の「ロフラゼプ酸エチル錠」を毎月処方されているが、
根本的な問題が解決しなければ、
どうしようもないでしょうという話らしい。
そもそも、根本的な問題とは何なのよと。
親の難病発症から9年。
そして、会社に勤めて8年。
本来の自分ならば、
会社勤めなんて無理な話だったはず。
それを、無理やり勤めているから大したもんだ。
大体1年とか2年そこら、
長くて5年で辞めるだろうと思っていた。
いつの間にか、後輩の社員が続々と入ってきてしまっていた。
母親が仕事ができない代わりに、
こうして仕事をしている。
それで一応、正社員でお金を貰っているが、
ここ最近は、身体が悲鳴を挙げつつあるように思える。
仕事の手もなんだかおかしい。
身体が言うことを聞かないような感じ。
立っているのも奇跡的のような感じで仕事をしている。
食事休憩でぐったりして、身体の再起動に時間が掛かる。
食欲もわかない。
現状、気晴らしの夏の旅行とか、ライブとか、映画とか、
それでなんとか自分の体を持たせている。
しかし、何かが違う。
これまで見てきた、ましゃやアンジェラ姐さん、
さださんのコンサートとかいろいろな映画、
更には、一昨年参加したWOWOWのドラマのエキストラとか、
高校時代に参加したYTSの「ふるさとCM大賞」とか、
未だに「何か」引っかかっているものがある。
夢って何?
去年のプリキュアだって、「夢」がテーマだった。
夢を諦めて、町工場で
週替りの日勤と夜勤の繰り返し。
それを果たして、
10年前の自分は想像していたのだろうか?
いや、想像していないだろう。
本当にやりたかったことって一体。
それを考えただけでも、
自分が何なのか分からなくなってしまう。
いや、それ以前にこの一族って一体何なのか。
それも引っかかるものがある。
一体、どこをどういう風に解決していけばいいのか。
さっぱりわからない。
どうやって、大量の扉を解錠していくか・・・。