フコイダン HELLO! 2016|配信な話|ノフログ ~noof's weblog~ 忍者ブログ

日本の「バカ」が濃くなっていませんか?

HELLO! 2016

皆様、新年あけましておめでとうございます。

2011年以降は、東京や仙台で年越しの瞬間を迎えていましたが、
今回の年越しは、町内会の関係で久しぶりに山形で迎えました。

結果的に、5年ぶりの年越し特番を配信することが出来ました。
ご覧になられた皆様、ありがとうございました。




前回の年越し生配信は、東日本大震災発生前、
2010年から2011年への年越しでした。
あれから5年、すっかり世間も、
何もかも変わってしまったように思えます。


また、配信もソフトウェアを変えての配信、
尚且つ、画面も1280x720の配信でした。

これまでは、854x480で配信してましたが、
エンコードソフトの動作が非常に軽くなったこともあり
720pでの配信を実施しましたが、
携帯端末などの環境、あるいは回線事情によっては
非常に見辛いものだったかも知れません。

これらも、今後配信を行っていく上での
参考とさせていただきます。


また、携帯端末だけからの配信に慣れてしまいますと、
ミキサーなどの使用方法なども忘れてしまっていました。
根本的な番組のやり方も。

今後も継続するかどうかわかりませんが、
配信は不定期で行ってまいります。


一方で、大晦日、
久しぶりに家でリアルタイムで紅白の視聴。
紅白の投票も久しぶりでしたが、
四半世紀近く続いている、「蛍の光」での
キャノン砲からのテープ発射は相変わらず。


テープ発射がなかったのが、
ここ数年見に行っていた「東急ジルベスターコンサート」

例年ならば、曲の始まりの際には、
テレ東アナウンサーの「カウントダウンの始まりです」というコメントが入り、
テレビの画面右上にカウントダウンの残時間。
会場のステージ上手or下手に設置される電光掲示板にも、
残時間表示。

残り2分を切ったところで、テレビでは時計のCGが登場。
そして、新年を迎えた時に曲終了関係なくテープ発射。
1分ほど経過して、司会者と指揮者がステージ中央に向かい、
観客、東京フィルハーモニー交響楽団のみなさん、
更には、合唱団がいる場合が合唱団のみなさんとともに新年の挨拶をする。

これが恒例でした。


ところが今回は、通常のジルベスターコンサートとは
また違ったコンサートに。

世界最高のバレエダンサーである、
シルヴィ・ギエム氏の引退公演であったのが大きかったでしょう。


例年とは違い、舞台もバレエを魅せるため、
年越しのオーケストラは暗幕の後ろで演奏。
オーケストラの服装、特に女性の演奏者は、
例年ならカラフルなドレスを身に纏って
演奏されていたが、他のクラシックの演奏会のような
黒で統一されたものに。
猿の被りものや、西暦のメガネをかけたバイオリニストも登場せず。

テレビのカウントダウンも、あの時計CGが一切登場せず、
画面右上のカウントダウンタイマーだけ。

曲と踊りはピッタリに終わったが、
丁度0:00:00とともに会場暗転。
テープ発射もなく、
年明け直後は「HAPPY NEW YEAR 2016」のCGではなく、
「2016.1.1 0:00:00」から黒画面で時を刻み、
ギエム氏の引退のコメント、そして、ステージ上に紙吹雪が舞う中、
ダンサーの皆さん、そして、ギエム氏がお辞儀をするというもの。

例年通りの会場内全員での新年挨拶は、ギエム氏が退場してから。
と、21回続いてきた中で、かなりの異例づくし。


私は、2003年−2004年の小林研一郎さんが指揮をされた回から、
毎年テレビや会場で見続けてきましたが、
今回はかなりイレギュラーな回だったと言えるでしょう。

私と同じく、違和感を持った方もおられるかもしれませんが、
今回の公演で引退されたギエム氏に対して、
最高の舞台で最後のパフォーマンスを
披露してもらうため、華美な演出を廃して、
非常にシンプルなものにしたのでしょう。

だからこそ、今回はバレエに釘付け。
繊細な踊りと躍動感。
これが、伝わってきました。
もちろん、会場で見ればもっと迫力があったことでしょう。

そこに、いつもの紙テープ発射とあのCGがあったら。
まあ、引退の舞台が台無しになるのは想像つくかも知れません。

いつもの被り物や西暦のメガネは、エンディングのアンコールでの
「ラデツキー行進曲」でようやく登場しました。

恐らく今回、「例年どおりの演出はやらない」というアナウンスは、
会場内で生中継本番前にあったかもしれませんが。


それと対照的だったのが、パシフィコ横浜での「福山冬の大感謝祭」
カウントダウンライブは例年よりも早め、21時半スタート。
その前には、NHKの紅白の中継もあり、実質21時スタートだったのでしょうか?
こちらも、WOWOWで生中継していたので視聴。

カウントダウンは1分半前から。
そして、年明け直後は大量の風船。

途中のMCでは、ファンクラブが25周年らしく、
記念の「何か」をやるが、何がしたいかという観客へのアンケート大会。
更には、今回の開始時間変更に関して、どうするかのアンケートも。
見てる限りでは21時スタートよりも、23時スタートの方がいいという声が
多かったような。
いや、どっちでもという声が多かった?

1万8000人いれば、意見も様々でということで終了。

全国各地、様々な年越しの瞬間をリアルタイムで
見ることが出来ました。


今年も、あなたの街に行くかもしれませんし、
また、行ったことのない街に行くかもしれません。

今年も宜しくお願いいたします。

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