あのドラマが放送されていた当時は、母親はまだ難病ではありませんでした。
あれから10年近く経過し、難病発症。
私自身も年のはじめから終わりまで、病気に悩まされ続けました。
難病といえば、先日亡くなられた松来未祐さん。
四十九日を過ぎて、闘っていた病名が判明。
慢性活動性EBウイルス感染症という、難病認定にすらなっていなければ、
ちゃんとした治療する方法もない病気と闘い、
悪性リンパ腫で亡くなられたと。
これ以上、何を言葉にすればいいのかわかりません。
一方で、最近読んでいた、さかもと未明さんと星野仁彦先生の本。
さかもとさんもまた、母親や後藤邑子さんが患っている、
全身性エリテマトーデスと闘っていたことを初めて知りました。
こういった難病のお話は、すでに私にとっては
他人事ではないお話です。
ブログを御覧の皆様は果たして、
さまざまな難病について、どう感じてらっしゃるのでしょうか?
まるで、パリのテロ事件や、ISILによる過激派組織による様々なテロなどのように見える方も
いらっしゃるでしょう。
私の拙い文章だけでは、伝えきれていない面があるのも事実です。
あっという間にやってきた、大晦日。
今年は雪がない年末です。
ほんの少し雪が降っただけで。
異常気象だの何だのと、異常事態というものにも鈍感になってしまったのか、
あるいはその逆で、敏感になったのか。
これらも、2011年の3.11で感じ方が変わってしまった人が、
いらっしゃるでしょう。
このあと、23時から5年ぶりに
年越し生配信を実施します。
私の場合、あの震災だけではなく、周囲のお世話になってきた人の死というものがなければ、
考え方、価値観などはガラリと変わらなかったでしょう。
あの5年前の年越しと、違和感しか感じない方もいらっしゃるでしょうし、
いつもの配信だと感じる方、なんとも言えないという方もいらっしゃるでしょう。
この1年は、病気というものに振り回されてきました。
恐らくこれは、これまでも、そしてこれからも続いていきます。
私自身の闘いも続いていきます。
どうか、皆様に取りまして来年が、
安らかな1年でありますように。