とりあえず、駅でマリンライナーの切符を購入し、
朝食のマグロ丼を食べたあと、路面電車で移動。
そのまま、ネカフェでぐっすり眠ったのだった。
昼過ぎ。目が覚めてから、スタバのコーヒーを一杯飲み、
岡山城へ。
あちこちに、常設ではない照明機材が置かれていた。
ライトアップ用だろうか。
そのあと、すぐ近くのRSKへ。
こちらにはRSKライブラリーセンターがあり、
自由に過去の岡山・香川の映像などを見ることが出来る。
また、RSKで以前使用していた取材用のフィルムカメラ・ENGカメラ、
スタジオカメラやテープ・フィルムの展示も行っていた。
映像は、iPadで選択して再生。一時停止や早送りなどはできなかった。
結構多かったのが、戦前から戦後の映像。
恐らく、視聴者からの映像提供によるものだそうだが、
進駐軍が撮影した映像には驚いた。
あの当時の日本がカラーで記録されていた。
この映像は、先日、NHKで放送されていた、モノクロフィルムをカラーにした映像ではなく、
最初からカラーフィルムで撮影されたものだった。
説明してくださったRSKの方曰く、
RSKがこうした映像アーカイブを集めるきっかけになった一つが、
この進駐軍撮影の映像だという。
あの当時なら、恐らく当たり前だったであろう田植えの風景だったが、
今では見られなくなったものを使用しているところもある。
田植機なんてのもない。コンバインもない。
すべてが人力。誰もカメラを向けようなんて思わないが、
これが、アメリカ人からすれば変わった風景に見えた。
それが、偶然にも映像として残されたのではないかと思われると。
食事中の方には大変失礼かもしれないが、
堆肥も当時は人の糞や尿が使われていたという。
それを田畑に撒いているすがたも、ライブラリーの中にあった。
こうしたカラーの映像だけではなく、様々な眠っている映像・音声にまつわる資料などを
集めていくうちに膨大なものとなってしまったらしい。
もちろん、RSKが取材を行った映像も公開されている。
RSKのアナログテレビ放送開始時のニュース映像も公開されていた。
基本的には、JNNの取材映像が過去にさかのぼって見れるというのではなく、
あくまでも岡山・香川の映像を公開している施設であった。
当然のことではあるが、私が山形から来たことを告げると
非常に驚いていた。
入場・閲覧は無料。
RSKのグッズ販売やタイムテーブルも配布していた。
ここには2時間以上映像を見ていたような気が。
貴重な資料の説明有り難うございました。
そのあとは、一旦駅に戻り、
TSCとOHKへ。
TSCは人影はまばらだが、ロビーで番組表の配布は行っていた。
また、別棟には旅行代理店があり、そこでグッズ販売。
それと自由に利用できる喫茶店もあるが、
残念ながらディナータイムへ向けた準備のため、
休んでいた。
同じ通りには、非常に大きなOHKの放送センター・・・ではなく、
イオンモール岡山が。
内装の雰囲気はイオンモール天童と変わらないが、
天童の施設を相当大きくしたような感じ。
そこでオムライスを食す。
さすがは社食も多いこと(違
OHKのスタジオとオフィスからは外から見ることが出来る。
しかし、肝心の副調整室は見れなかった。
それにグッズ販売は・・・なかったような。
噂でちょっと残念かもしれないという話を聞いていたが、
たしかに残念かもしれない。
再び、岡山後楽園に戻る。
何やらライトアップのイベントが行われていた。
ただ、マリンライナーの予約時刻がギリギリだったので相当急いで回った。
しかし、間に合わなかった。
1時間後のマリンライナーが開いていたのでグリーン車予約。
こうして、岡山を離れ、本州をも離れ、
ついに四国上陸となったのであった。