年々、この手の類の番組はあまり見なくなりつつある。
去年の27時間とか、面白そうだなと思ったらそのまま続けてみるが、
つまらなければ、消してしまう。
あるいはどこかへと「逃走」している。
27時間やっている日テレの24時間テレビも、
オープニングとエンディングぐらいしか見ない。
そういえば、今年の27時間テレビはあまり意識していなかったかもしれない。
放送直前になってようやっと知ったような感じ。
去年、エンディングで中居さんが、「来年の司会者は今年を超えて欲しい」とか
なんとかそういったことを言っていた。
ちらっと見た時は、今回、ついにナイナイだけが総合司会かと思っていたのだが、
実際は、過去の2回同様に中居さんと3人での総合司会だった。
結果的に、2年連続の司会。
そして、まさか自分で去年の27時間を超えるハメになるとは。
去年と比べれば、正直惜しいところが多々あった。
例えば、オープニングのネット局リレー?のようなもの。
丁度帰宅してすぐに携帯端末で見ていた。
よく見れば、全国各地から生中継でリレーする、
初期のめざましテレビとか、何時ぞやのズームインのような事をやっていたのかと思ったら、
実はすべて、フジテレビ湾岸スタジオ屋上からやっていたというもの。
いや、ここは全国から中継を・・・出すお金がなかったのか、
はたまた、
健康上の理由なのか、理由はわからないが、ちょいと残念だった。
そのあとの番組の進行も、妙にボロボロのような感じ。
大勢のスタッフと出演者、司会者がまとまっていくのかと思ったら、
なんだか不穏な空気も若干見られていた。
それらを持ち直そうとしていたのが、やはり中居さんだった。
というか、あの番組に中居さんがいなかったら、
番組は破綻してたとも言うべきだろうか。
この不穏な空気を見て、結局画面を2画面にしながら見ていた。
音声は別の番組にして。
ただ、日曜日は腰痛対策で整体院に行っていたのだが、
それはまた別のお話で。
ほとんどすっ飛ばして、エンディング、
あれは大久保さんのゴールだけ一点に集中する形で、終わらせようとしたのだろうか?
2011年の矢部さんの放送終了数分前ギリギリゴールの再来かと思ったら、
そうではなく、放送終了30分ぐらい前にゴールというパターンだった。
そこからが、史上まれに見るグダグダなもの。
感動は確かにあったかもしれないが、なんだろう、生ぬるさもあった。
なんだかめちゃイケベースでやっているはずなのに、
めちゃイケの「め」の字があったような、いやなかったんじゃないの?という感じ。
恐らく、ギリギリのゴールであれば、
エンディングはほぼ2011年を踏襲する形で終わったかもしれない。
ところが、今回はすっかり忘れ去られていたコーナーとして、
たんぽぽのバンジージャンプがあった。
白鳥さんが、ドクターストップで途中棄権という形になり、企画変更となったらしい。
恐らく2004年の加藤さんの100kmマラソンの企画とかで、
「まだやってたのお前ら」というふうな終わり方にしたかったのを、
今回11年越しに実現したというのだろうか?
ただ、そこら辺の演出がちょいと甘い。
いや、フジテレビってこんなのでしたっけ?というのが、
今回の27時間テレビで感じたものだった。
なんというか、フジテレビというと、前衛的というか、斬新というか、
そういうイメージがあったのだが、
いつの間にか、番組作りに対して、保守的なところになってしまったのだろうか?
その前衛的なところが、恐らくNHKに行っちゃったのかな?
なんて思えてしまったりもする。
これで、フジテレビが更に崩落してしまわないことを祈りたい。
そして、またとんがった番組を是非とも・・・
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