母親は入院することになった。
多発性硬化症を
発症したとき以来の入院。
ステロイド注射のやり方を覚えるための入院とかも計画してたが、
それもなくあっという間に8年経過してしまっていた。
なぜ入院となったのか?
血液検査で異常な数値が出てしまった。
尿検査でも異常あり。
CTやらレントゲンの検査で、心臓の周りに影があるという。
万が一を考えて、入院となった。
入院期間は1ヶ月ほど。
パルス治療とやらもやるらしい。
ただ・・・
入院でよくなればいいのだが、
問題は治療費。
母親の保険は延長できなかった。
改めて契約をとおもいきや、多発性硬化症なのでアウト。
保険契約なんて出来なくなった。
探せば、もしかしたら難病患者でも入れる入院保険があるかもしれないが、
もう手遅れだ。
と、こうなると、特定疾患受給者証が一体どこまでフォローしてくれるのか。
毎年更新手続きを行っている特定疾患受給者証、
毎月通院が出来ているのもこれのおかげ。
母の場合は、1ヶ月5000円が自己負担の上限額となる。
それを超えてしまうと払わなくて済む。
今は、入院・外来関係なく5000円オーバーで金がかからなくなるが、
入院で問題なのが、食費とか、入院時の衣類代とかそういったところ。
恐らくこれは自己負担となる。
計算でいけば、それだけの代金の支払となるはずだが、
それがおいくらかかるのか。
また、今回の入院は心臓の問題が大きく影響している。
これが、多発性硬化症の問題として扱われるのか、
はたまた別のものとなるのか。
これによっても、医療費がとんでもない金額になりかねない。
万が一を考えて、入院と予告された際に
健康保険組合に連絡した。
何やら申しこめば、限度額の適用とやらが出来るという。
入院まで間に合えば、限度額適用認定証を提示することで、
入院費などを一定の金額まで抑えることが出来る。
ただし、これは食費やらなにやらは含まれないという。
とりあえず、これも申し込んでみた。
特定疾患受給者証でフォローできない場合に備えて。
お金の面での問題は、色々とやっていくとしよう。
これから病院・会社・自宅・役場などとを行ったり来たりする生活が始まる。
こっちがぶっ倒れなければいいのだが。
そして、8月、福山雅治さんに会いに行ければ・・・と。