前々から、予告編やらネットのページやらで気になっていたものがある。
劇場版の天才バカボンである「天才バカヴォン」
完全な新作の劇場アニメは初めてだったらしい。
しかも、副題に「フランダースの犬」まで入っている。
赤塚不二夫先生の生誕80周年記念と、これまたフランダースの犬の放送40周年と
なんともおめでたいんだかなんだか
よくわからない組み合わせ。
もう滅茶苦茶w
一体どこのバカがこんなことを・・・
と思ったが、これはちゃんと両者の権利元やら、
テレビ版のアニメーション制作会社が全面協力やら製作に参加していた。
読売テレビ「天才バカボン」 日本テレビ「元祖天才バカボン」のトムス・エンタテインメント、
フジテレビ「平成天才バカボン」 テレビ東京「レレレの天才バカボン」のぴえろ、
それと「フランダースの犬」の日本アニメーション。
見事なまでの全面協力。
ytvや日テレ、フジ、テレ東は関わってなかった模様。
この滅茶苦茶な映画、監督・脚本・主演はFROGMANさん。
アニメーションはDLE制作
鷹の爪の世界に、バカボンたちとネロ・パトラッシュが入ってしまったらどうなる?
という感じの作品に見えて、赤塚不二夫先生がバカボンを映画化したら?
というようなものであってそうでない映画だった。
(どういう映画だよ?)
まあ、典型的な長編アニメのお約束事をやりつつも、
あのバカボンのパパのせいで、全てが滅茶苦茶になってしまっている。
一応、この軍団を取りまとめるための語り部的存在も別途いるが、
この人のお陰で、なんとか話はまとまってるようにも思えた。
なんとも不条理な展開が続いていくが、たしかにほのぼのとしたシーンもあり、
ラストも感動的?だったりする。
ただし、この作品を見るのであれば、
頭をすっからかんにして見ることをおすすめする。
特にフランダースの犬。
パトラッシュとネロがなんともダークな感じ?に仕上がっていたりもするので、
ご注意を。
息抜きにはちょうどいい映画だった。
先日、照明トラブルで映画のチケットを貰ったので見てきたが、
今回も何故か照明トラブル発生。
作品本編冒頭30分ぐらいは、何故か照明がついたままという状況だった。
ますます、ここの照明システムがどうなってるのか分からん。
全部連動してるんでしたっけ?照明とかって?
バードマンを見に行った時は、作品途中でいきなり照明が点いた。
しかもそれが、全てのスクリーンで発生していた。
今回はこの作品だけだったらしい。
一体、何処でトラブったのだろう?
まあ、作品見れたから
「これでいいのだ?」