仕事、病院への通院、買い物。
それをなんとかこなしてはいるのだが、
妙にここ最近は違和感のようなものがある。
更に母親は、たばこを吸いたいなどと言い出す始末。
結局、母はうちにあった貯金箱からお金を取り出して、たばこを吸っていた。
2007年の病気発症以来、禁煙していたのだが、とうとう手を出してしまった。
アカン。
愛煙家の方や喫煙されている方には申し訳ないが、
私自身はたばこの煙がアウトである。
見ただけで吐き気がする。
というよりも、火事を引き起こすのではないかというトラウマがある。
まだ祖父も祖母も存命だった頃、茶の間でくつろいでいる祖父母、
突然、祖母がタバコの火をこたつの布団に押し付けはじめた。
更にはライターの火までこたつの布団に・・・。
その場にいた祖父がなんとか消し止めた。
そして、激昂した。
祖母はたしかあのとき、認知症を患っていた。
まだ痴呆症とよく言われてた頃・・・だったかと。
それの再来があった。
母親が床を焦がしていた。タバコの火で。
タバコはすみやかに取り上げ、厳重に処分した。
そのあと、私は発狂してしまった。
偶然見つけたレシート、タバコは400円台とか・・・
母親が日常的に吸っていた頃は、もうちょっと安かったと思うが、
これじゃあ、病気の治療代やら貯金に回したほうがまだマシだ。
ちなみに、母親の異常行動はこの時だけだった。
また、いつだかの異常行動もここ最近は見られなくなったが、
またいつ起きてもおかしくないのかもしれない。
いや、これがしばらくしたら、私のことを思い出せなくなってしまうかもしれない。
その日は、いつ来てもおかしくないのだろうか。