何をふと思ったのだろうか、TSUTAYAでレンタルCDを借りるついでにDVDコーナーへ。
邦画を見てたら聞き覚えのあるタイトルが。
「最終兵器彼女」
確か、12年前にファミリー劇場でやってたアニメだったはず。
で、CBC製作だっけ?
それに本放送当時、まだ始まったばかりのepの蓄積サービスでも、
コンテンツが提供されていた。
「まるごとサイカノ」とかいうタイトルじゃなかったっけ?
(コンテンツを見た人って少ないですよね。epサービスは。)
それの実写版があるというのは、薄々話を聞いたことがあるが、
作品自体は見たことがなかった。
偶然見つけたので、見てみた。
一応、主役のシュウジに窪塚洋介さんの弟さんの窪塚俊介さんと、
ちせ役に3代目コメットさん前田亜季さんがでていた。
あとは改造した張本人役として、くもじい伊武雅刀さんが。
まあ、率直な感想を言えば、
ガメラは?
ゴジラは?
で、敵はどこ?
そうだ、なういずみさんが居ないぞ?
あと、ラテ欄、全然北海道のラテ欄じゃない。
以上。
よくある、実写化して失敗するというパターンを見事に踏襲した作品だった。
VFXはまだいいが、ストーリーがコレジャナイ感漂うものに。
一応原作通りにしつつも、実写版のオリジナルの要素を加えましたというものだが、
かえって、この場合、どっち方向なのかわからなかった。
出てる前田亜季さんって確か、ガメラにも回想シーンで出てなかったっけ?
おかげで、ガメラの続編かと思った。
(制作会社や配給会社・出版社がそもそも違うが)
まあ、冒頭はさすがに実写化のお陰で青春映画っぽい雰囲気もあるが。
それでもなんか違う。
大成功を収めた日テレ系の某探偵さんの実写版・アニメ版とは大違いだった。
まあ、夏に放送されたロンハーのドッキリで制作された短編映画で物語っていたが、
優秀なスタッフとキャストが集まったとしても、それをコントロールする
脚本と演出がダメだったらどうしようもない。
それがこの作品でも少々見受けられた。
いい方に見れるところもあるかもしれないがね。