フコイダン 音楽の崩壊|テレビ・ラジオな話|ノフログ ~noof's weblog~ 忍者ブログ

日本の「バカ」が濃くなっていませんか?

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音楽の崩壊

今日で8月が終わる。
一部の学生さんは、これで夏休みが終わる。

夏休みのレクイエム的音楽となってしまった「サライ」も22年。
全くもって時間配分がよくわからない曲である。
市販されているCDでは、3番サビのしつこい繰り返しは挿入されていない。
それに、イントロ・アウトロも全然別物。

できれば、ガッシュアウトの演奏による24時間テレビサウンドトラックなんてできれば・・・
まあ、ムリだろうなぁ。

相変わらず今年も中途半端なところでCMに行きましたとさ。

これ、20:40で音出ししないと間に合わないべ?
担当デレクターさん?それとも指揮者の方?

番組終了は20:52:30だべ?
CM入るタイミングすらわがんねのがい?

テレ東ば見習えは。






その肝心の生演奏、どこぞにあった昔の演奏と
今の演奏を比べると、音は変わらない反面、
どことなくパワーダウンしてしまってる感も否めない。

ちなみに、徳光さんとともに、裏方さんの皆勤賞とも言うべき方である
指揮者の庄崎さんは今年で70歳である。
80年代放送開始当初と、バンドのメンバーチェンジが行われていない場合、
ここで演奏している面々は60代後半から70代前半、
下手すりゃ80代なんて人がいてもおかしくない。

いつの間におじいさん世代が・・・

22年前にサライを作った加山さんが77歳、谷村さん65歳、
今年の春に、東てる美さんといろいろ一悶着があったという、小林旭さんは75歳。

ついでに、24時間テレビの音楽を22年間編曲されている、FNNニュースやドリフでお馴染みの
たかしまさんは71歳。

22年前、まだまだ40代・50代だった人も、いつの間にか年をとっている。

そうそう、徳光さんも73歳だ。

何か、違和感あると思ったら、プロデューサーやディレクターが若返っても、
アレンジャーやオーケストラの平均年齢が高ければ、
果たして、これで大丈夫なのかという心配も。

音楽は番組というよりも、作品のイメージを左右する上で、最も重要なものでもある。
開始当初担当された大野雄二さんが作り上げてきたサウンドが、
1992年にサライによって激変。
確か亡くなられた羽田健太郎さんも参加してなかったっけ?
1992年の回で。

今のところ、ここ数年は視聴率の面などでは安泰かもしれないが、
「もしも」の時があったら、果たしてどうなるのだろうか。

アレンジャーや演奏者が変わっても、譜面そのままであればなんとかなるように見えても、
その人の「癖」によって、色も微妙に変わってくる。

それを如実にしているのが、「紅白歌合戦」のオープニングとエンディング。
オープニングは、ここ最近はほぼ毎年のように、テーマ曲の作曲者・編曲者が
めまぐるしく変わっている。
去年は大友良英さんが昔のオープニングで演奏されていた「スタインウェイソング」を
見事に復活させた。
その前には、久石譲さんが関わっていたり。

エンディングの「蛍の光」・・・のアウトロ部分。
ここをよく聞くと、毎年あまり変わってないような気がしないでもない。
これまた大陸系のサイトには20年ぐらい前のがあったが、
エンディングでキャノン砲からテープを発射するようになったのは、
90年代前半かららしい。
それに、あの曲のアウトロ部分、20年ぐらいまえから変わってない。
微妙な差はあるが、基本的なメロディはほとんど一緒のような。
最近は「お正月」関係の曲を取り入れてるが、ほぼ一緒。
宮下博次さん(でいいのかしら?)はこの頃から担当されてたのだろうか?

殆ど変わらない。


現役であることはいいものの、逆に年齢的な面を見てしまうと、
ヘタすれば万が一のことだって考えられる。

そろそろ、新たな音楽家の方やミュージシャンの方を迎え入れたほうが・・・

といいながらも、演歌や歌謡曲を手がけている、
私と同世代かちょっと上の人っていたっけ?

それに、ビッグジャズバンドもそうだ。

あんまり、同世代のビッグジャズバンドって聞かない。
ロックバンドなら数多く名前が出てきそうだが。


じゃあ、向こうはどうだろう。
アカデミー賞やトニー賞。更には数年前までのMDAテレソン。
非常に長きにわたって継続しているものだが、
音楽家の方に目を向ければ、毎年のように交代してなかったっけ?
特に、アカデミー賞の指揮者は。

MDAテレソンも、歴代合計金額発表の瞬間の映像が
あるのだが、演奏しているオーケストラの指揮者は数年おきに交代しているような感じも。

色々な人が番組に携わっている結果、色々な色を残している。
同じ番組のはずなのに、毎年違った色を出している。
音楽の面でも。


音楽もあまりぞんざいに扱わないほうが、いいのかもしれない。
それと、次代に向けても考えるべきでなないだろうか。


ところで、民放の番組って、オーケストラの紹介と
指揮者の紹介ってやったことありましたっけ?

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