3日目。
直江津で1泊し、そこから長岡、そして喜多方へと向かう。
高校時代に喜多方ラーメンを食べに行ったから、
また食べてみたくなったという、非常に単純な動機で。
喜多方駅で降りて、丸見食堂でラーメンを食す。
そういえば、高校時代に食べに行ったのって、ここだったような気がする。
店内の液晶テレビ、皆が注目していた。
福島・聖光学院が出ていたからだった。
その試合の次には山形中央も出るという。
おすすめのネギチャーシューメン。ネギがどっさり載っていたもの。
高校の時にも食べたかなぁ・・・。
などと考えながら完食。
喜多方の街をぶらぶら散歩しながら、
駅に戻る。
ちょうどこの時間には、会津若松からのSLばんえつ物語号が新潟へ向けて
出発する時間帯だった。
高校時代に、ラーメンを食べ、SLばんえつ物語号に揺られながら、
たしか会津若松に降り立ったような気が。
その会津若松は今回は単なる乗り換え地点、
そのまま初日に降り立った郡山、そして福島へと戻る。
福島駅にある極楽湯で、久々に湯船に浸かる。
ここのサウナ、妙に天井高があったような気が。
それにサウナ用のボードとやらもあった。
ここで晩飯を食べ、山形に戻らず、仙台へ。
毎度恒例のことだが、どうも仙台に行かないと気がすまない。
いや、最近IKEAが長町にオープンしたから。
いつもの仙台のネカフェで1泊
4日目。
ドトールで朝食を取り、IKEAへ。
噂しか聞いてなかったが、確かに、独特の雰囲気があった。
エスカレーターはシンドラー社製。
美術館などのように順路があり、そのとおりに進んでいく。
途中でライフスタイルを提案するコーナーなんてのもあったが、
向こうの蛇口とか、ええのう。ええのう。
ラックやらベッドやら欲しかったが、ここはグッとガマンをして、
会計へ向かう。適当なボックスを幾つか購入。
長町から仙台、仙台から快速で山形に戻り、上山へ。
こうして、今年の逃亡劇は幕を下ろした。
今回は、在来線での移動がメインとなった。
電車に揺られながら、のんびりと旅をするのもまたいいものである。
それに、今回は旅のパートナーとなったものがあった。
吉田修一さんの「平成猿蟹合戦図」
600ページ近い本だが、移動中はこれを読んでばかりいた。
非常に複雑な人間関係。
点と線が最終的につながっていくという物語。
バーテンがなぜか秋田から国政選挙に出馬するという
シンデレラ・ストーリーのようなものも。
ではなぜ、「平成猿蟹合戦図」なのか。
この答えは、今年の11月以降にでも、忘れてなければ。
3日目・LINEのTシャツ
4日目・正月のほぼ日福袋に入っていたTシャツ