本はあまり読まない方なのだが、
以前は見ていなかったが、狩野英孝ドッキリ企画以降、毎回のペースで見るようになった、
「ロンドンハーツ」の加地倫三プロデューサーの「たくらむ技術」
ようやっと読み終えた。
あの「ロンハー」「アメトーーク!」の制作の裏側が見える本だった。
それとともに、社会人としてこれからどうしていけばいいのかという指南書にもなった。
なぜあのようなバカバカしい企画をやり遂げているのかというところなどは読み応えがある。
一方で、いろいろとTLで話題になっていたのが「名古屋あるある」
川合登志和さんと大山くまおさんの著書である。
去年の夏、なんとなくふらっと名古屋へと行ったわけだが、
じゃあ、名古屋ではどんな文化があるのかという興味本位で買ってみた。
山形人な私からしてみれば「なんじゃこりゃ」の一言。
たまに見かける、そこの地域では当たり前のことが、
他の地域ではそうでなかったという話。
この中に登場するネタも、実は誰か彼かから聞いたことがあるお話もあったが、
今回はじめて知ったという話もあった。
私のような他地域の人間にとって見れば、名古屋の「空気」に含まれる
何かを知る上で重要なものになったかもしれない。
さらには、やなせたかし先生が生前書き記した「わたしが正義について語るなら」
という本も読んでいた。
やなせ先生が、生前にどのような生き方をしていたのか、
そして、アンパンマンが出来上がったきっかけというものなどが記されている。
もちろん、この本を読んでいけば、やはりあのテーマ曲の見方も変わっていく。
震災の時には「アンパンマンのマーチ」で勇気づけられたという声があったが、
それとは別角度でも捉えられるかもしれない。
そうそう、買ったものといえば、すっかり予告しておいて書かなかったものがある。
「まどマギ新編」のBDだ。
このBDの初回限定盤には、ほむほむ役の斎藤千和さんのファースト・テイク版が
特典として収録されていた。
それと、TBS i Shop限定版では悪魔ほむほむの懐中時計がついてくるらしい。
が、生産の関係上、半年以上遅れて時計が来るらしい。
予定では8月頃になるらしいが・・・。
さて、そのファースト・テイク版。
あれを解釈の仕方次第では、救われない終わり方とも取られられるかもしれない。
劇場公開版でのほむほむは、確かにほむほむだった。
が、このファースト・テイク版は映像はほむほむであるが、
音声はほむほむではない。悪に落ちたほむらであった。
ごく普通の完結編であれば、おそらく神様のお迎えでハッピーエンドという
パターンになる。しかし、これはまたループが始まった。
なんというか、「涼宮ハルヒの憂鬱」のエンドレスエイトのようであって、
そうでもないとでも言うのだろうか。
そのように見えた。
果たして、この先ってこれで終わらせるのか、
はたまた、やっぱり続きを作るのか、これはどうなんだろうか?
と、さらりと本・BDについて書いてみたのだった。