フコイダン 20年ぶりの県民会館|地元な話|ノフログ ~noof's weblog~ 忍者ブログ

日本の「バカ」が濃くなっていませんか?

20年ぶりの県民会館

私にとって、この県民会館に行くのは20年ぶり。
正確に言えば、あの建物へは4年ぶりだが、
ホールへと足を踏み入れたのが20年ぶりである。

以前、ホールに行ったのは、20年ぐらい前の「ドラえもん」のミュージカルだったと
記憶している。
(のび太の恐竜のミュージカル版だったかなぁ・・・)
あの当時は、まだガキの頃。
県民会館が非常に大きく見えた。
しかし、大人になって来てみると、ここってこんなに狭かったっけ?
というのが正直な感想。






中へ入ってみると、ロビーは狭く、グッズ販売は
すぐに満員御礼で2階席まで列が続いていた。
トイレには長蛇の列。
トイレに入ってみれば、なんとも懐かしい感じの
タイル張りのトイレ。
(センサー式の水栓に交換していたが)

そして、50年前の流行の建築という匂いがあちらこちらからした。


ホールに入ってみる。
上山市民会館もそうだったが、ここは二重のドアではない。
仙台サンプラザホールとか、オーチャードホールとか、
山形テルサとか、二重にドアが設置されてなかったっけ?
すぐ外が、ガラスということでカーテンも設置されているが、
西日がホール内に入ってくる。

このホールは、地元にあった、上山市民会館を若干横に引き伸ばした感じのホール。
オーチャードホールや仙台サンプラザホールのように
1階席とか2階席とかはなく、例えるなら、
以前あった、新宿コマ劇場のあのような座席配列を直線的にした感じとでも。
(それでもわからない方、ゴメンナサイ)

それにしても、ホール内も狭い。
1500人収容だが、座席の間隔が狭く、客席と客席の間の通路も狭い。
当時の日本人の体格などに合わせて作られたホールかもしれない。
確か、地元の市民会館もそうだった。
結構古く、客席などの改修工事を行っていないホールはこんな感じかもしれない。
NHKホールとか、渋谷公会堂とか、年数が結構経っているホールでも
座りやすそうなホールはありそうだが。

ステージももしかすると狭いだろう。
このツアーも、他の会場とは変えているステージセットなどもあるかもしれない。
いや、その会場のステージに合わせて、色々とこしらえてるだろう。

その狭さゆえか、観客の拍手にも圧倒される。
 

ただ、このホールは竣工から半世紀以上経過していため
老朽化が目立っている。
10年ぐらい前には、霞城セントラルに続けといわんばかりに、
隣接している空き地へ県民会館を移転させる計画があった。
しかし、お金がないからおながれとなり、この土地は10年以上空き地のまま
ここは、今年の東北六魂祭でバスターミナルとなった。
このお流れがなければ、本当は山形駅西口に県民会館があったはずだった。

結果、アスベスト対策工事やら耐震化工事などの延命措置が施され、
現在に至っている。

そしてまた、県民会館移転の話が再び出てきた。
一時はモンテディオ山形の新本拠地を山形駅西口にという話もあったが、
県民会館移転の話もまた出てきてる。

山形駅西口は、霞城セントラルオープン当初から様変わりし、
ビジネスホテル街へと変貌した。
しかし、県民会館が移転するはずだった空き地はほったらかしのまま10数年経過している。
果たして決着はどうなるのだろうか。


最後のコンサートとかいたが、これは現在のやまぎんホールでは
最後かもしれないということ。

この結果次第では、アンジェラ・アキさんがもしも山形市で
日本再始動のライブを開いた場合の会場が
変わってくるかもしれない。
工事が行われなければあのままだろう。

いや、西口ではなく、また別の空き地(六魂祭のメイン会場だった場所)を
県民会館にするという手もあるか。

いやいや、酒田に行くって手もあるぞ。


とにかく、あの山形駅西口の空き地、
いい加減に用途はっきりしてください。
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