東北六魂祭から、あっという間に1週間が経過した。
その時間は、果たして早かったのだろうか。
それとも、遅かったのだろうか。
先日のブログで肝心な話を書き忘れていた。
そう、後援団体に入っている民放各局様の状況である。
昨年も福島の民放各局が特番を編成したり、通常番組の
特別版を放送するなどして、地元での祭りの盛り上がりに
一役買っていた。
今年も当然、山形の地元民放が力を入れていた。
特にかなり熱が入っていたとされるのが、今回のパレードコース沿いに
本社があるYBCであった。
YBCはあまりの立地条件の良さで、お天気カメラをフル活用した中継が
行われていた。
中継自体も本社前の駐車スペースからだったり、中継車車庫?の上にカメラを設置してみたりと
やはり違った。
また、特番の編成も、土曜日は午前と午後に1回30分ずつ放送。
それも、番組中は一切CMが入らなかった。
日曜日のパレード中継では、しっかり特別協賛企業のCMを挿入。
この力の入れようは違っていた。
一方でYTSも、土曜日に1回番組を入れていたらしいが、
EPGを見逃していたため見ることが出来ず。
日曜日のパレード中継は、録画してみることが出来た。
MCには、やっぱり東北の週末のお昼には欠かせない男
八波一起さんと、熊谷瞳アナ。
数年前に、共演させていただいた方々がMCを務めていた。
そう、ふるさとCM大賞である。
八波さんは、やはり週末のお昼でないとしっくりこない。
土曜日のお昼だったらなぁ。
そう「TVイーハトーブ」という、東北6県ブロックネット番組。
去年まで「とうほく元気ですTV」なんてやっていたが、
結果的にテレ朝系東北ブロックネット番組は無くなってしまった。
仮に続いていたら、そのブロックネット番組で中継していたかもしれないが。
YBCについで妙な力の入れようだったのが、TUY。
「どよまん」スペシャルと六魂祭パレード中継の2部構成。
普段はつかないスポンサーが「どよまん」についていた。
(てか、通常の放送時ってスポンサーついてたっけ?)
第2部となると、空撮映像でバッチリ祭りの映像を放送。
東北のJNN系列各社とTBS全面協力での放送となった。
あの空撮映像から、いかに山形があの時異様な状態だったのかがよくわかった。
また、番組中はL字画面での視聴者からのメッセージ紹介が挿入されていた。
ってか、この局でローカルのL字画面なんて・・・。
ちょくちょくL字を挿入していたが、ウォーターマークがL字の画面内に収まっていたり。
マスターさんが結構頑張っていたのだろうか。
はたまた、TUYの入力系統って結構少ないのかしら・・・。
最後はSAY.
4月スタートの「やまがたチョイす」をベースにした番組・・・であったが、
他局がほぼすべての中継を、あのパレードコースからやっていたのに対し、
通常影響の拡大版と言った感のもの。
番組の進行はスタジオから。中継リポートをちょこちょこ入れてと言うもの。
この手の大型番組のノウハウがあまりに乏しい感じがした。
数年前、「スウィングガールズがヒットした際、SAYの駐車場で
ライブイベントの生中継を行ったが・・・あれも微妙な感じ。
次回何かしらの機会があれば、全編スタジオからではなく、
生中継というのをやってみてはいかがでしょうかねぇ?
とまあ、テレビは各局のノウハウやら、挑戦的なことやら
いろいろな面が見れた。
果たして、次にこのような大規模な中継は山形の民放はあるのだろうか。
この六魂祭から1週間経過し、
今度は阿波徳島からの歌手が、六魂祭のパレードコースにほど近い場所で
コンサートを開いたのだった。