フコイダン リベンジのつづき|適当にetc|ノフログ ~noof's weblog~ 忍者ブログ

日本の「バカ」が濃くなっていませんか?

リベンジのつづき

ジルベスターのあと、ホテルへ戻り、元日の朝。

前回はそのまま朝の新幹線で山形へと戻っていった。
しかし、今回は山形へと戻らなかった。

昨年末からどうも引っかかってたことの検証に。

それが、ドルビーアトモス。

最新の音響らしく、これまでの5.1chや7.1chなどの前後左右にスピーカーが設置されて、
そこからそれぞれの音を出して臨場感を・・・というものから
さらに天井にもスピーカーが設置されているというもの。
これによって上からの音を追加して、更に臨場感をアップさせようというものらしい。

ただ、このブログを書いている段階で、ドルビーアトモスに対応している劇場は
船橋のTOHOシネマズと幕張のイオンシネマの2ヶ所のみ。

・・・そう、私が全く足を踏み入れたことのない千葉にある。

意外かもしれないが、24年生きてきて未だにディズニーリゾートなんて行ったこともない。
(USJならあるが。)

だったら、いつ行くの?今でしょ?

なんていう勝手な会議が繰り広げられ、
ジルベスターコンサート前にホテルでネットからチケットを予約。
後は現場に行くだけだった。




朝はホテル内のカフェレストラン?でなんとも不釣り合いな
おせちバイキングを食す。
そのあと、シネコンに行く前に、なにを思ったのか新宿へ。

ひと目アルタを見ておきたいな・・・なんて。

まあ、お昼の長寿番組がいよいよ春に終わるので
それを放送している場所を見ておきたいなんて思った次第。
いや、アルタが閉館するわけではないのに・・・。


そこから、やっと京葉線で千葉へと向かう。

途中はやはりディズニーリゾートも通過。
東京ベイNKホールって未だに取り壊されること無く残っていたのには驚いた。

で、どこで映画を見るのか。

幕張にオープンしたばかりのイオンシネマ、
というよりも、あのデカすぎるイオンモール幕張新都心に行くというのもありだったが、
どうせなら老舗のショッピングモールだろうということで、
船橋ヘルスセンター・・・ららぽーとTOKYO-BAYへ。
船橋のほうが、東京に近いし、
日本で一番最初にドルビーアトモスを導入したシネコンだったりするからねぇ。
TOHOシネマズが。

それに、TOHOシネマズには一度行ってみたかったというのもある。
TOHOシネマズは行ったことなかったから。

そんなこんなで、南船橋駅へ。

そこからバスもあるらしいが、ここはちょいと運動のために歩くことに。
そして見えてきた、ららぽーとTOKYO-BAY

大きなビルが目立っていたが、ショッピングモールも半端無かった。

ららぽーとは、甲子園での高校野球観戦帰りにちょいとららぽーと甲子園に行っているが、
あれよりもTOKYO-BAYの方が濃密度は高い。
店も確かに多い。
王者の風格というものなのだろうか。

ただ、今回はブラブラと見て歩くのがメインではなく
ドルビーアトモスがどんなもんかを見に来たのがメイン。
TOHOシネマズは以前からあったらしいが、西館の建て替えによって
リニューアルオープンしたらしい。

ここのTOHOシネマズ、まず、受付になんか違和感があった。
この手のデカイ施設なら、受付カウンターが大きいはずなのだが、
カウンターは小さめ。その代わりに、タッチパネル式の発券機がずらっと並んでいた。
タッチパネルの発券機はネットで購入した人向けの端末・・・なんて思ったのだが、
どうやらこちらは当日ふらっと立ち寄ってふらっと映画を見ていく人も
発券機での購入となるらしい。
ただし、障害者手帳持参の方などの受付は今までどおりカウンターでとなるらしい。

発券機でささっと発券。
てか初めてだったんですわ。自分でネットで予約して、自分で発券機使ってってやつ。
予約してもらって、見に行くなんてことはあったが。

そのあとだが、いつの間にか入場受付開始していたらしく入場。

劇場内ではすでに映画の予告編が始まっていた・・・と思ったら、
TOHOシネマズオリジナルの予告編の番組だった。
前売り案内もなにか違和感がある。前売りのカード?
どうやら、こちらはムビチケカードとやらが売られているらしく、
おそらくTOHOシネマズ用の予告編・・・ってことだろうか。

・・・にしても、千葉のローカル企業様のCMが流れてこなかったが。
これもTOHOシネマズでは違ってるんだろうか。上映前のCMとやらは。

そして、上映開始を告げるムービーは何故かピクミンとゴジラ。
東宝だからゴジラはいいが・・・なぜピクミン?

その後には、3Dメガネをかけろという案内に、ドルビーアトモスのトレーラーが流れた。
ここ最近は邦画では見かけなくなったドルビーのロゴを見ると、
やっぱり映画館に来たことを実感させられる。
ドルビーのトレーラーも・・・5.1chや7.1chよりも迫力があった。
ドルビーアトモスがどんなものか楽しみだったが、
確かに上にスピーカーが追加された分、雨が降ってくるという描写が妙に生々しい。
普段、耳で聞いている普通の音の描写を表そうということなのだろうか。
映画は非日常空間であって時には日常の作品もある。日常を描いたものはそっくりそのまま
主人公が体感しているものを感じ取れるようにということかもしれない。
5.1ch、7.1ch、そしてドルビーアトモスと。音もだんだん変わっていっているようだ。

邦画でも制作環境は国内に出来たので、それも出来るんじゃないの?
なんて思うが、果たして栄えある邦画第1号作品はいつ誕生するのだろうか・・・。


ちなみに、見てきた映画は「ゼロ・グラビティ」
宇宙を舞台にした映画であり、画面上に登場する人物はたった2人。
サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーだけ。

この2人には次から次へと災いが・・・
という感じの映画。
ドルビーアトモスの音響のおかげだろうか、位置の感覚がなんかつかみにくかった。

まんま宇宙をVFXで表現しているが・・・ほんとに宇宙で撮影したのか?
という感じがした。そこまで向こうの技術は進歩しているようで。

そんなこんなでドルビーアトモスの作品を鑑賞したわけだ。
今では5.1chも気軽にお家で楽しめるようになった。
大画面テレビもそこ即普及してるんだろうか。
ただ、それ以上の感動というものは果たして何処で見ればよいのだろうか。
そうなると、映画館しかない。
大きなスクリーンと大音響。それだけではなく、ドルビーアトモス等の技術も。
これから先どうなっていくか楽しみである。

なお、この映画を見た後、夕方には東京を離れ、一路東北へ。

これで山形に・・・戻らなかったのであった。



PR