日曜日夕方。
山形駅。
ロッテリアでチーズバーガーを食す。
その後、山交バスターミナルへ。
そう、今回の移動は高速バスでおみまいされる大会でもある。
大阪行きの
アルカディア号。所要時間は12時間ぐらい
19:40に山形駅前・山交バスターミナルを出発。
その後、山形駅前、上山市内、南陽市内を通り、あとはひたすら新潟まで。
そこから日本海ルートで北陸道、名神高速を通り、京都・大阪へ。
大阪難波駅到着が12時間後の07:35と。
半日はバスに乗っていることとなる。
深夜バスの恐ろしさとやらはフォロワーさんからも聞いていたりするが、
一番わかり易いのが
「水曜どうでしょう」サイコロシリーズなどの大泉氏、鈴井氏のあの姿がすべてを物語っている。
それに、深夜バスなんて
初めてなんだが。
いきなりの試合をこの長丁場の物にしたのはなんとやらとしか。
去年、一昨年と山形-東京往復約800kmはやっている。
ただ、あちらは自らがハンドルを握るのに対して、こちらはハンドルを握らなくて済む。
これは大きな違いだ。
まあ、楽だろう。
たしかに楽だ。
楽なはずだ。
楽なのか?どうだったのだろうか。
対策も取った。
アイマスク・耳栓・アクエリアス・マスク。
これだけあればなんとかなるか?
19:40に山交バスターミナルを出発。
その後、新潟までは長かった。
自らがハンドルを握っているときは時間の経過が早い気がした。
しかし、今回は時間の経過が異様なまでに遅かった。
2時間は多くの映画1本分だ。
面白い作品とかならあっという間に時間が過ぎてしまうが、
今回はそうでもなかった。
遅い。
遅すぎる。こういう時のために今回は本を買っておいた。
今年の自分のテーマに合致した
「ささみさん@がんばらない」原作本をそういえば読んでいなかったので、アニメイトで購入。
読んでいればどうにかなるだろう・・・
どうにもならなかった。
さくさく読み進めても時は進まなかった。
これがいわゆる
ウラシマ効果・・・なのか。
22時過ぎ、新潟到着。10分間休憩。
ここでアクエリアスが空っぽになったので、いろはすを購入。
第2ラウンドへと進んだ。
ちなみに休憩できたのは、新潟県の道の駅関川だけ。
てっきり、北陸のどこかの県で休憩できるのかと思ったら、
他の箇所はあくまでも乗務員の交代だけだった。
そのため、降りることは出来なかった。
こんな12時間と長丁場の試合でもう1ヶ所休憩がありそうなはずだが・・・。
道の駅を“護送車”は出発した。そのあと、バスは消灯。朝まで真っ暗だ。
とりあえず、買っておいたアイマスクと耳栓を着用。
マスクも着用して万全の体制で長すぎる第2ラウンドに望んだ。
やっぱりそれは大正解だった。
ただし、2時間以内なら。
眠ったはいいが、途中で起きてしまう、大体1時間から2時間ぐらいの感覚で目が覚める。
途中の乗務員交代でも目は覚める。一体どこなのか調べようにも調べる気になれない。
見事におみまいされ続けていた
そうこうしているうちに、6時、京都。
そしてOCATバスターミナルに到着。
12時間。
はたしてこれは長かったのだろうか。それとも短かったのだろうか。
全く分からん。
ゴールすれば、あっという間だったかもしれないし、そうでもないといえばそうなるのかもしれない。
こうして試合は終わった。
いや、“おわり”のはじまりであった。
大阪難波駅からは名古屋駅までアーバンライナーが出ている。
2時間特急に揺られていれば、あっという間に名古屋である。
そう、本当の目的は、和歌山ではない。
名古屋であった。・・・てか、この移動の合計時間って、はかた号とかと変わらなくね?