ワーナー・マイカルがイオンシネマと合併することにより、
イオンシネマになるというのはいつだかに書いていた。
なんとも腑に落ちない合併のような感じがしないでもない。
シネコンの老舗で、それに規模がデカイのは確かにワーナーマイカルであるが、親会社はイオン。
いずれイオンシネマと合併もあるんじゃないかしらなんて予想はあたったが、
規模の小さいところが、デカイところを取り込んだ感じに見えてしまう。
となると、やっぱり看板も架け替えになるのかしらねぇ。
ということで、うちから近いWMC米沢へ。
見た目は変わらないが・・・2階の予告編を流していた複数台の東芝製ブラウン管テレビは
ごっそり撤去されていた。あそこって10台ぐらい無かったっけ?
宙吊りで。
じゃあ予告編はというと、壁面のポスター上部にパナソニックの業務用プラズマディスプレイが2台
設置されていた。
ワーナーマイカルといえば、藍色の内装、派手な照明、それとバックス・バニーたちがどっかしらにいるという感じ。あとは天井の宙吊りのブラウン管テレビだったが、これまた変わっていた。
まあ、予告編を公開するモニターも変わるのはやっぱり当然のことだろう。
それに予告ポスターがあった場所の一部が地元企業の広告になっていた。
変わっていたといえば、映画上映開始前の一連の映像がごっそり変わっていたような。
以前行ったときは、まだルーニー・テューンズの上映開始前の注意事項のフィルムが流れていたり、
おそらく開業初期からあったであろうワーナー・マイカルの予告編開始時のタイトルとか、
21世紀に入ってから使われていたFeature PresentationのCGとかがあったが、
なんだかいつの間にやら変わっていた。
カチンコのようなキャラクターが登場するCGにごっそり変わっていたような。
ただ、入れたのが上映前の普通のCMからだったので入場開始時からの状況は知らんが、
普通のCMの上映もプロジェクターによる上映に変わっていた。
今までならイオングループのCMだけだったのが、米沢の地元のお店のCMも流れるようになっていた。
上映開始前のCMとやらはワーナー・マイカルで初めて目にした。
当時はマイカルのCMが多く、そこにネスカフェかどっかのCMも含めて
数本だけだったのが、尺が長くなり、イオンに変わり・・・そしてついには地元のCMも。
時代の流れは恐ろしい。
てか、数年前にみなとみらいの109シネマズに行った時だ、あの異常なまでのCMの量はなんだったのだろうか。
それとくらべれば、菖蒲といい湘南といい川崎といい、程よい量のCMだったような。
(いや、IMAXだからか?)
あの後一気にデジタル上映となり、CMを流さなかったソラリスもついに流すようになった。
と、広告媒体としては非常に有効かもしれんがねぇ。あれは。
見てきた映画は青森の奇跡のリンゴとやら。
なんか、テレビで宣伝やってるなーという程度で知識なし。なんかの特集でやってなかったっけ?
とおもったが、それは「プロフェッショナル仕事の流儀」でやってた題材を元に
映画化したらしい。
まあ、作品としてみれば面白いかもしれない。
そういえば、あの作品は東宝映画制作だった。
東宝映画と聞くと、ゴジラやらモスラやらを何故か連想してしまう。
巨大怪獣大暴れの特撮映画を作る会社のイメージがあったが、
こういうドキュメント系の作品も作るは意外だった。
いや、ここ近年は特撮ものよりそっちの作品も手がけているようだった。
ということで、WMCで映画を見てきたが7月からは、米沢もイオンシネマとなり
イオンシネマは山形県内2館体制となる。
これで果たしてコンセッションとかは大きく変わってしまうのだろうか。
ポップコーンとかの味とか。
あとは劇場でしか見れないものといえば、映画本編開始前の各種映像。
これらもイオンシネマにごっそりと、変わっていくのだろうか。
あ、そういえば、ルーニー・テューンズもイオンシネマになることで
やっぱり消えちゃうんだろうかねぇ。