フコイダン いつでも夢を・・・|テレビ・ラジオな話|ノフログ ~noof's weblog~ 忍者ブログ

日本の「バカ」が濃くなっていませんか?

いつでも夢を・・・

土曜日の夕方、ふとラジオをつけるとやっている番組があった。
「サントリーサタデー・ウェイティング・バーAVANTI」
初めて知ったのは90年代後半になるんだろうか。
スタンさんの前のジェイクさんがバーテンをやってた時のことだ。
16時まで放送していたカウントダウンステーションとは打って変わって、
雰囲気が全く異なる番組。

小学生時代なんか憧れがあった。
まだお酒なんて飲めるのも遠い遠い未来のお話だと思ってた。

あれから年月がたち、成人になり、お酒が飲めるようになった(嗜む程度ではあるが)

土曜日の夕方、会社帰りの週だったり、買い物帰りの週だったりさまざまだが
ラジオから流れる元麻布のバーの番組はなんか安心感があるというかなんというか。

だが、この番組もついに終わった。
昨日で。
あくまでも番組が終わるわけであって、AVANTIの閉店ではない。

六本木の東京ミッドタウンでは、なにやらジムビームのイベントと合わせての
AVANTIのパブリックリスニングイベントがあったらしい。
TLを眺めてると、先週AVANTIのバーテンをやめてアメリカに戻るスタンも、
最後の日本でのバーテンの仕事ということで、このイベントに参加していたらしい。

一方の番組は、至って普通の番組のエンディングだった。
新しいバーテンのアンジェロが参加して、これからだというのに・・・
なんかいつもどおりでホッとしたようでそうも出来なかった。
これがAVANTIらしい最終回なのかもしれない。

そのあと、元麻布のAVANTIから教授も駆けつけてのミニライブも行われていたとかなんとか。

こういうのを見ると、何か行ってみたかったなぁ。なんて。

探しても探しても見つからないお店の味は、麻布十番祭りとか今回のイベントなどでしか味わえなかったようで。
一度は行ってみたかったというのが正直なところ。
ラジオ番組は終わっても、麻布十番祭りには出るんでしょうかねぇ?

探しだして行ってみようかなぁ。東京行った時には。

その番組が終わって30分後。
毎年恒例のオールスター感謝祭。今回から本格的に双方向対応になったものの
一部地域ではデータ放送に参加できないトラブルがあったとか。
また本格的な双方向対応になったことで番組の流れも微妙に変わった。
オープニングでのデータ放送の参加説明もあっさりしたものから、より詳しいものになり
エンディングのスタジオ優勝者発表のあとには視聴者ランキングの発表も。
なんだか懐かしかった。
BS-TBSでやっていたTIMEOVERとか、BShiでやっていたクイズ番組とかみたいで。

半年後はどうなのやら。


感謝祭終了から数分後には正月特番前後から予告があったNHKの「朝まで生で音楽会」
NHK史上最長の放送時間の音楽番組ということで、やはりここはさださんと小野文恵アナのコンビで淡々と進行して
豪華セットをバックに数百人のお客様の前で歌を披露する番組

・・・ではなく、いつもの「生さだ」だった。

CT−101スタジオには500人の観覧当選者。
セットはいつものホワイトボード3つと巨大な桜の木のイラスト。
紅白のようなLEDセットなんてものはない。
当然生さだなので、紅白のようなあのテロップ・・・なんてものはない。
大御所だろうがなんだろうが、一番最初にカメラに映ったら必ず本人直筆の名前フリップを出していた。
なんともシュールな画だこと。
ゲバゲバ90分かよ。

音楽番組であるが、ベース番組がベース番組だ。
紅白やらMJのような歌詞スーパーなんてそんなもんはない。
昨今の大型音楽番組では当たり前になった、リアルタイム字幕放送なんてものもない

とにかく予算がない。

この番組は、出演された方々の歌やパフォーマンスで魅せる番組だった。
紅白などのような全て段取りが決まっているわけでもない。
予定が変わったらその場で打ち合わせして、即変更。
このやりとりもそのまま流れた。

こんな斬新な音楽番組は昔だったら当たり前だったかもしれない。
いや、あるわ。のど自慢もだな。
必要最低限のテロップしか出ないが、こっちはテロップなんて無い。

でも、心を動かすことは出来るだろう。
余計な演出がなくとも歌声やパフォーマンスで。

・・・なんか違和感あったのが、照明だ。
番組中は一定の明るさを保っていたような。
歌やコーナーの内容に合わせてコロコロと照明が変わるわけでもない。

そういえば、仙台サンプラザホールからやった時もそうだ。
カウントダウンコンサートの時は、ちゃんと場面に合わせた照明や大型画面の演出があった。
生さだになると、そういうことはなくなった。一定の明るさのままだ。
客席の照明もついたまま、ステージの明かり落とさないで淡々と唄う。

そう、この番組は本当にシンプルな番組なんだよねぇ。
と番組を見ながら思った。

大震災から2年
歌で元気づける番組は数あれど、ここまでシンプルな番組は生さだ以外にはないだろう。
ぜひとも2回め3回めを・・・なんて思ったが、果たしてあるのだろうか?



さて、大震災からは2年経ったが、
2011年“度”の大晦日。
そう去年の今日だ。
日本の地上波アナログテレビ放送が完全に終了した日。
あれから1年が経過したが、テレビは果たしてどこへいくのやらと。

そんな2012年“度”の大晦日。
名古屋のテレビ局とラジオ局が変わろうとしているらしい。
中部日本餃子中部日本放送。
ここもラテ兼営局だが4月1日からはテレビ放送を中部日本放送が、ラジオ放送をCBCラジオが
それぞれ行うこととなる。

と、言うことはこういうことになってしまったということらしい。
http://hicbc.com/whatscbc/press/130329_callsign/index.htm
↑CBCテレビのコールサイン変更のお知らせ 3月29日
これまで長きにわたって放送してきた、JOARのテレビ放送が今夜で最後となる。
そして、明日からはJOGXのテレビ放送が50数年の時を経て、ついにスタートすることとなる。
当然といえば当然かもしれない。
同じような事例はTBSの分社化の時にもあった。
JOKR-TVからJORX-TVへと変わり
KRのコールサインがTBSラジオのものとなる。

まあ、こうなってしまうのもラジオ放送は別の会社による放送となるから。
別の会社に引き継がれるとこれまでのコールサインが使えなくなる。
そこで新たな放送免許を交付する
そうして生まれたのが、TBSのJORX-TV
これが2001年のこと。今から11年半前になるのだろうか。
今回もおなじようなこととなり、TBSと同じように新たな放送免許が交付。

JOGX-DTVとなる。

そのJOGXは元をたどると、福岡のTBS系列であるRKB・・・の前身の一つの西部毎日テレビに。
元々免許交付されていたらしいが、ラジオ九州と合併してJOFO−TVが割り当てられたため消滅。

それから50数年たち、今回の結果に至るってか?

いよいよ日の目を見るJOGXのコールサイン。
果たしてCBCはどうなるでしょうかねぇ?


と言ってもだ、一般の方々からすれば、見た目はなにも変わらないでしょうけどね。
TBSのように。



こうして2012年度は終わるのだった。
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