フコイダン 明石家さんまvsルフィ|テレビ・ラジオな話|ノフログ ~noof's weblog~ 忍者ブログ

日本の「バカ」が濃くなっていませんか?

明石家さんまvsルフィ


(C)NHK・日本テレビ放送網 画像下収録元・山形放送
結局、この週末は、テレビが始まって60年のお祭り騒ぎを見続けていた。
NHKの特番終了後、日テレからの生放送が始まるまで放送された、
60番勝負のストリーミング配信。

24時間でドラマを完成させるという暴挙の模様を、汐留日テレをメイン会場に
完全中継するという特番。
NHK側からはビデ夫カウボーイ?だかカウボーイビデ夫だかなんだかよくわからん方などが長時間。
日テレからは、勝手に大塚さんを監督指名した土屋敏男さんなど。

番組自体も相当濃いもので、昼間の時間帯はダラダラとテレビの製作現場の裏側の話しが
聞けたり、業界用語の違いがあったりと

番組内での代表的なものといえば
NHK「クリーンにテロップをダブって完プロをつくる」
日テレ「白カンにスーパー入れして完パケる」

とか。
おそらく、テレビが好きだという方には、テレビの裏側全部見せます的な内容になったかと。
興味のない方も、どうやってテレビが作られるかを知るきっかけになったのではないだろうか。
いや、こういう番組こそ、Eテレでやるべきでしょうねぇ。
テレビ制作講座・・・的なものとか。

ただ、テレビ局が生放送で配信しているだけあって、
緊急報道の対応の違いというのもわかった。

配信中の土曜日の23時頃発生した北海道での震度5強の地震。
番組では日テレの豊田順子アナがnews every.終わって駆けつけて
そのまま生放送を担当していたが、ストリーミング番組内でも
地震情報やら地震関連のアナウンスを入れていた。

さすがは報道番組やってるだけあって、冷静に伝えていた。
これで、進行役に局アナがいなければ、
地震情報を伝えるにもかなりのグダグダになっていたかもしれないが。

ただ、原稿のようなものは、iPadが代用品で・・・。


その後の地上波での生放送は何事も無く終わった。

いや、あのゴン太&はに丸&しょうこお姉さんの日テレ見学会・・・
と称した、はに丸の暴走VTRはw
はに丸というか、途中お台場から来たと思われる海賊王とかいませんでしたっけ?
あとはお金に目がない忍たまとかw

これがどうも中の人も同行取材の上で・・・らしい。


一方、ドラマは、NHKはどうにかD5-VTR・・・でなく、HDCAMで無事日テレに納品。
日テレは、ギリギリまで何とかしたが、MAが一部間に合わない結果に終わった
それでも、各チームごとに24時間前に発表されたテーマに沿った内容で。
日テレに関しては無名芸人のゆきおとこさんを起用、
そして、トリンドル玲奈さんやふせえりさんなど、短時間でよくあのキャスティングをしたもんだと。
NHKは予告で松坂慶子さんを使うだのCGを使うだのという話だったが、蓋を開けてみれば
良い作品に。
何も申し合わせているわけではないのだろうが、両局の共通点、
それが「ダンス」

感動的に見えるダンス。そして、不気味さを感じ取れるダンスと。
表現方法やテーマが変わることによって、ダンスという表現も違って見えてくる。

これをたった24時間で仕上げてしまったのには・・・。
お疲れ様でした。
今度はこれらを5分ではなく、ちゃんと2時間ドラマとか単発SPで見てみたい。


テレビは60周年を迎えた。
箱から板へ変わったとしても果たしてテレビはこれからどういう役割をしていくのだろうか。
そして、今登場している様々なメディアとの融合。
これもどうなっていくのか。

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