先週水曜日、およそ半月ぶりに自宅の水道が復活した。

まず、先週月曜日にGRUNDFOSなるメーカーのユニットが、
40年近く使われ続けていたタンクが置かれていた
場所に設置された。
調べてみたら、
デンマークの会社の製品らしい。
が、よくよく調べると、浜松に日本法人の本社と工場があるとか。
なんか、えらいことになってしまたw
おそらく、この装置も一応国産・・・なのかしら。
この装置が今までの圧力タンクに代わって、水を家まで送ってくれるようになる。
今まで使われてきたタンクは・・・

このとおり。
来年の春にならないとこれは撤去できない。
この雪で大型トラックが入れないためである。
しかし、これで済めばまだいいのだが・・・

今度は、家が建てられた時から使われてきたと思われる、
除鉄槽というものが
壊れた。
これはいわゆる金属分(カナケ)を除去するための装置なのだが、
半月にわたって水が流れてこなかったため、見事にぶっ壊れた。
ただ、これを交換するとなると、更に30万円かかってしまう。
が、業者曰く、今までのカナケは圧力タンクのサビが原因ではないかということで、
試しに除鉄槽なしで配管してもらうことにした。
予算削減のために。
こうして、めでたく水は復活した。
が、装置が新しくなったから水の勢いが変わるものかと思ったら
全然変わらない。
タンク破損前から蛇口を全開にしても、一般的なご家庭の半分以下しか水が出てこない。
ついでに、ルーターの調子もおかしくなった。
前回の記事ではどうにか復旧出来たところまで書いたが、
実はその後もネットに
繋がらない状況が多発。ひかり電話ルーターの再起動をかけてもダメだった。

そこでやっぱり、無線LANルーターのお出まし。
適当に安かったものを購入。
つながればよしとしよう。
結果は
大成功。
AOSSとかなんとかいう簡単お手軽ネットワーク設定のお陰で、
MacBookProやPS3など、あっさりネットワーク接続設定が終わってしまった。
一応、話だけは知っていたが、こんな簡単にネットワーク接続ができるというのには
技術革新とやらがあるわけだなぁと。
使い始めてから数日。
非常に安定して使えている。
ルーターで接続できなくなるということもなくなった。
ひかり電話ルーターに刺さっていた以前の無線LANカードは外した。
にしても、速度は以前が54Mbpsなのに対し、
今回の無線LANルーターでは100Mbpsを超える数値が出ていた。
およそ2倍。
これは買ってよかった。
さて、話を井戸水に戻そう。
今日になり、ようやく請求書が届いた。
工事費用
460,320円装置だけの交換だったら30万ちょいで済んだ。
しかし、16万円プラスとなったのには・・・圧力調整のための装置の追加工事、
それに除鉄槽の配管変更工事と。
これらが工事費用をアップさせる要因となった。
そして、今日の会社帰り、携帯には工事業者から。
てっきり、工事費の支払いについての電話かと思ったら・・・
また新たな問題が出てしまった。
「水道管が細すぎませんかね?」なにやら、一般的な水道管は直径20ミリのサイズの水道管を使っているらしい。
それに対して、うちの水道管は13ミリだという。
これだと、水が十分に送れないとのこと。
井戸水は普段使う量は十分に汲み上げることができる。
しかし、管が細いとどうしようもない。
それどころか、使われている水道管が鉄製。
そうなってくると、ますます錆びやすいとかなんとか。
現在の家が竣工したのは20年前。私の伯父が亡くなったのも20年前。
あの当時だったら・・・建築部材やらなにやらは全く違っていただろう。
それに予算の関係・・・というのも考えられる。
不幸があったばかりで予算がなくなったから、細い水道管を使ったとも考えられるが、
当事者2名はすでに他界。
何をすることもできない。
一応、外の水道管だけを交換・・・という話が出てしまったが、
一体どうなってんだこの家は!!家の全面リフォームでもやってしまったほうがよっぽどマシなくらいだ。
それか、ガレージをぶっ潰してローコストでそれなりに良い家を建ててしまう、
はたまた、マンションなりアパートなりに引っ越してしまうとか。
でも、井戸水の装置を交換したばかり・・・
祖父は今の家で息を引き取った。祖母は病院で息を引き取り、この家に帰ってきた。
母親の最期を迎える場所・・・もしかしたら、それに加えて自分の最期を迎える場所も
考えないといけない。
一難去ってまた一難だ。
ライフライン、ネットワークのパイプは20年で相当広くなった。
しかし、命に関わるかもしれない水のパイプは・・・細かったとさ。