201111/14 引っかかっていた紐を解く テレビ・ラジオな話 0 高校の卒業前。図書室で松谷みよ子の「ラジオ・テレビ局の笑いと怪談」という本を見つけ、TBCテレビのクロージングが昔は生放送だったという話をサラっと読んだ。昭和40年頃となると、某動画投稿サイトに上がっている、「ボンカレー」のパッケージのような映像が使われ始めたとされる時期だが、はたしてこの生クロージングのあとにそのフィルムが流れていたかどうかは、この本からはわからなかった。(当然、音声多重放送どころか、実用化試験もまだの話だろう)しかし、どうも他の話が気になり、結局買ってようやく読破した。 時間の使い方が下手な人間なので、上手いこと読み進められなかったが、ようやっと読み終えた。440ページは長い。確か、箱根駅伝の昔のオープニングの元ネタの原作もそれくらいかそれ以上はあったような。内容としては、タイトル通り。ただ、出てくる面々がそうそうたるメンバー勢揃い。森本毅郎に榎本勝起、黒柳徹子に生島ヒロシやら。その人達の話や放送関係者。特に多いのが公共放送様。現在の渋谷の放送センターではなく、戦前戦後の内幸町時代の話など。とても貴重な話の数々。そして、テレビ・ラジオ創成期の日本人の姿も見えてきた。ラジオも今や電波というよりかは、線を伝って家の中だけ電波で聞くというスタイルだったり、電波は電波でも周波数を合わせなくても画面をタッチすればラジオが聞こえるようになり、テレビは箱だったのが板になってしまった。そして、日本人も変わってしまったのかもしれないと。一方で、また何かを忘れてたような・・・と思って、TSUTAYAのネズミさんのアニメコーナーに。あ、これ見てなかったわ。で、レンタルしたのが「ボルト」確か、1度冒頭部分だけは見たのよ。だけれども、その後が気になってきになって。でも、レンタルしそびれる。ようやくBDを借りて鑑賞。スーパーヒーローと思い込んでいた佐々木蔵之介は普通の犬になりましたとさ。江角マキコに調教されて。ざっくり言えばそうかもしれないが、全然違うので。主要なメンバーといえば犬と猫と、ハムスター。3匹揃えば喧嘩しまくり・・・というのがどこぞのライオンが吠える映画会社のアニメ・・・じゃなかったかしら?いや、ハムスターじゃなくてネズミだろ。ところが、シチュエーション的にはそういうシーンがあるものの、最終的には3匹が協力しあってという作品だった。この映画はいいという声は聞いていたが、全部通してみると、たしかに良かった。ラストシーンとかねぇ。それに、ボルトが段々スーパーヒーロー犬から普通の犬らしくなっていくところとか。で、ウド鈴木はどこにでてたのかと。その引っかかりが残ったものの、2本の紐は無事に解くことが出来たのであった。 PR